一昔前まではゴールドカードは30歳以上からでなければ申込みができないのが普通でした。
しかしここ数年で20代でもゴールドカードを保有できる時代になりつつあります。
もちろんゴールドカードに相応しい審査が待ち受けているため、誰でも手にすることができるわけではありません。
それでも早いうちからゴールドカードを持ちたいと希望する人からすればいい傾向にありますね。ということで今回は20代から持てるゴールドカードについて紹介していきます。
ヤングゴールドカードの存在
ここ数年で「ヤングゴールドカード」と呼ばれるクレジットカードが発行されるようになってきました。名前の通り、20代から持つことができるゴールドカードです。
年会費がだいたい3,000円前後にまとまっていることが多く、所有難易度としてもほどほど。
ただしサービス内容自体は一般カードに少し色がついた程度のもので、従来のゴールドカードと比べると見劣りする部分は多いです。
そのため、まずはヤングゴールドカードからスタートして、30代になったらゴールドカードに切り換える、というのが最もスタンダードなカードのグレードアップといえそうです。
ヤングゴールドカードは不評?
ただ近頃になってヤングゴールドカードの発行を停止するカード会社も増えています。
例えばJCBのヤングゴールドカード(JCBネクサス)は廃止されてしまいましたが、変わりに従来のゴールドカードの対象年齢が30歳以上から20歳以上に引き下げられました。
となると、わざわざヤングゴールドカードを選ばずに、JCBのゴールドカードなどの対象年齢を引き下げたカードを選んだほうがメリットが大きいかもしれません。
事実ヤングゴールドカードはステータス性が弱いですし、サービス内容も中途半端な印象を受けます。
ヤングゴールドカードにもメリットはある!
何だか中途半端な印象の強いヤングゴールドカードですが、当然メリットだってあります。
それは一般的なゴールドカードへの審査に有利になりやすいことです。ヤングゴールドカードで良質なクレヒスを作っておけば、スムーズにゴールドカードに移行しやすくなります。
例えばゴールドカードの中でもひときわ審査が厳しい部類に入る「三井住友VISAゴールドカード」も、あらかじめ「三井住友VISAヤングカード」を持っていれば、30歳を超えたときに自動的にゴールドカードに切り替わります。
また20代のうちからヤングゴールドカードを持っている人はそう多くは無いでしょう。ほとんどの人は一般カードに落ち着いていると思います。そう考えると、周囲と比較してのステータス性という意味では十分機能していると捉えられないでしょうか。
まとめ:20代で取得可能なゴールドカードの条件
いかがでしたか?
最後に20代で持てるゴールドカードをまとめみます。
カード名 | 入会条件 |
---|---|
JCBゴールドカード | 満20歳以上の安定した収入のある方 |
アメックスゴールドカード | 満25歳以上の安定した収入のある方 |
三井住友VISAヤングゴールドカード20s | 20代限定のカードで、30歳以降は三井住友VISAゴールドカードに自動切り替え |
三井住友VISAプライムゴールドカード | こちらも20代限定のカード。30歳以降は更新時に合わせて三井住友VISAゴールドカードに切り替え。 |
ゴールドカードをいち早く持ってみたいと思っている若い人は、上記カードから検討してみるとよいでしょう。