ハイグレードなクレジットカードに付帯されていることが多い「プライオリティパス」。プラチナカードやブラックカードなどに付帯されています。
今回は「本当に使えるのか疑問に思っている」人も多いカードのプライオリティパスについて考えてみたいと思います。
プライオリティパスってなんだ?
これは海外旅行で空港ラウンジを無料で利用できる権利のことで、通常だと399ドルの会費が必要です。
プライオリティパスつきのカードがあれば、フライト時間までゆっくりと過ごせるのが最大の魅力です。
人が多い空港でゆっくり過ごすことができますし、ドリンクや軽食、場所によってはアルコールまで提供されているようです。
大人数だと使いづらいかも?
プライオリティパスは非常に良いサービスだと思うのですが、プラチナカード以上のカードを保有している人にしか権利がありません。
もし自分1人だけなら迷わず利用するところでしょうが、同行者がいる場合は少し使いづらいかもしれませんね。
その人もプライオリティパスを所有しているなら全く問題無いでしょうが、正直なところプラチナカード以上をを所持している人はそう多くは無いはず。
カードによっては追加料金を支払うことで同行者にもプライオリティパスが認められることもありますが、最もグレードの高い、いわゆるプレステージ会員でも27米ドルの追加料金が必要です。
日本円だとだいたい3,000円くらいでしょうか。決して安いとは言いがたいですね。そして同行者が多いほどより多くの費用がかかってしまいます。
となると、ほとんどの方は空港ラウンジの利用を諦めて、同行者と一緒に過ごすことになると思います。
ということで結論としては「海外出張など一人で出かけるときにはかなり有効」となりそうです。
家族カードにプライオリティパスがついているものも
AMEXのプラチナカードなら家族カードにもプライオリティパスが付帯されています。
ですので、家族旅行に頻繁に出かけるのであればこういった、AMEXのプラチナカードのようなカードを視野に入れるのも良さそうですね。
プライオリティパス目的でグレードカードを選ぶのは?
海外に出かける機会が多いため、プライオリティパスがついているカードが欲しい、という人もいるかもしれません。ですが、プライオリティパスのためだけにプラチナカードを選ぶ、というのは少し考えどころかもしれませんね。
もちろんプラチナカード以上のグレードになってくればプライオリティパス以外にも様々なメリットが出てきます。
付帯サービスが充実したり、空港ラウンジをはじめとしたその他色々なサービスが利用できるようになるのも魅力的です。
しかし、プライオリティパスがあるからという理由だけでカードを切り換えるのはよく考えてからにするべきでしょう。
プライオリティパスがなくても他のサービスが自分のライフスタイルにマッチしているならそちらを選んだほうが賢明なことの方が多いと思います。
人によって程度は異なると思いますが、空港ラウンジを利用する機会は年に数回くらいしかないでしょうし、利用時間自体もそう長いものではないはずです。