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クレジットカードを解約する前にチェックしたい9つのポイント

更新日:

20151110

使っていないクレジットカードだったり、年会費が負担に感じられるから、メインカードとサブカードが固まってきたから不要になった。

色々な理由からクレジットカードの解約を検討している人もいると思います。

カードの解約自体はすぐにできます。電話一本で手続きできますし、担当者から「なんで解約するんですか!?」と責められることもありません。

しかし、カードを解約する前にチェックしておきたいポイントは意外と多いものです。

ということで、今回はクレジットカードの解約前に確認すべきポイントを9つにまとめてみました。

解約前に確認したいポイント

  1. カードをまとめて解約
  2. 一番古いカードを解約
  3. 支払いが終わっていない残高が残っていないか
  4. 作ったばかりのクレジットカードを解約しようとしていないか
  5. 近いうちの海外旅行や海外出張の予定
  6. 固定費支払いの有無
  7. 貯まったポイントは消化したか
  8. ETCカードを作っていないか、使っていないか
  9. .解約手数料は必要か

カードをまとめて解約

せっかくなので使っていないクレジットカードはまとめて解約してしまおう!という場合は注意が必要となります。

どうせ解約する手間がかかるなら1度に解約した方が無駄が少ない、スッキリする、という気持ちは良く分かりますが、これが原因でマイナスになってしまうことが予想されます。

クレジットカードに関する情報というのは個人信用情報機関に記録されています。新しくクレジットカードを作るときや、消費者金融からお金を借りるとき、銀行でローンを組む時など様々な場面でこの個人信用情報が照会されます。

このときに「どうしてこの人は一度にまとめてクレジットカードを解約しているのだろう?」「何かトラブルがあったのかもしれない」と疑われてしまう可能性があります。

住宅ローンをはじめとした銀行での目的別ローンを組む場合、クレジットカードの所持枚数が影響してくることもあるので、できるだけカードの枚数は減らしておいたほうが良いのですが、一度にまとめて解約するのではなく時期をずらして少しずつ解約していくようにしましょう。

一番古いカードを解約

一番古いクレジットカードは最も利用頻度が高いことが予想されます。

もし仮に利用頻度があまり高くなかったとしても、契約期間が最も長いクレジットカードはそのまま持ち続けることをオススメします。

そのカードのクレジットヒストリーが極めてクリーンな状態、つまり適度に利用しておりその都度きちんと支払いできているのなら、これが今後の審査などで有利に働いてくれる可能性が多い考えられます。

ただし、年会費が必要なカードであれば解約するのも良いと思います。使っていないのに年会費が発生するのは無駄以外の何でもありません。

支払いが終わっていない残高が残っていないか

クレジットカードの支払いを一括以外、分割、リボ払い、そしてキャッシングを利用している場合、未払いの残高があるケースも考えられます。

残高があるにもかかわらず解約しようとすると、一括請求となってしまいます。金銭的に余裕があるなら特に問題は無いでしょう。

しかし、あまり余裕がないときに下手にカードを解約すると家計を圧迫する可能性が出てきます。

作ったばかりのクレジットカードを解約しようとしていないか

キャンペーンなどで特典目当てでクレジットカードを作成する人も多いです。

しかし、すでに普段から利用するカードが決まっていれば、特典を受け取ったらそれ以降利用しないケースは結構多いです。

そういうこともあり、特典を受けて、それを使い終わったらすぐに解約したり、と考える人も多いです。しかしこれはあまりオススメできません。

先述した個人信用情報機関に履歴が残ってしまうこと、そして何度も同じようなことを繰り返していると「この人は特典目的で申込みする人だ」と警戒されてしまう可能性があります。

そうなると、申込みブラック状態になってしまう可能性も。明確な期間が分かっているわけではありませんが、目安としては少なくとも半年、できれば1年以上保有してから解約したほうが良いでしょう。

近いうちの海外旅行や海外出張の予定

クレジットカードはほとんどが海外旅行保険を付帯しています。そして海外旅行保険というのは複数枚のクレジットカードを合算して補償が受け取れることをご存知でしょうか。

ということで、近いうちに海外旅行や海外出張、留学などの予定があるならたとえ使っていないクレジットカードでもそのまま持ち続けておくことをオススメします。

ただしチェックしておきたいのは海外旅行保険が自動付帯なのか、利用付帯なのかということです。

自動付帯の場合は特に気にしなくても良いですが、利用付帯の場合は海外旅行にかかる費用の一部をクレジットカードで支払っていなくては保険が適用されないので事前に確認しておきましょう。

固定費支払いの有無

電気代やガス代、水道代といった公共料金はほとんどの方は銀行口座からの引き落としに設定していると思います。

しかし最近ではクレジットカードの支払いに対応しているところが増えてきており、月々の固定費の中でクレジットカードのポイントが獲得できる、という節約術が広まっています。

もしこれらの公共料金をはじめ、固定費の支払いにクレジットカードを使用している場合、カードを解約してしまうと支払いが滞ってしまうことになりかねません。

もちろんカードの解約が完了してしまえば、利用明細などが確認できなくなってしまうためきちんと支払いができているか分からなくなりがちですし、もちろんポイントもたまりません。

ということで、もしもカード解約をする場合は、固定費の支払いに使用していないか、もし使用していたら他のクレジットカードへの変更手続きが完了してから解約しましょう。

貯まったポイントは消化したか

クレジットカードの解約の前に必ず確認しておきたいのが、現在の貯まっているポイントです。ほぼ全てのカードは解約と同時に今まで貯めてきたポイントが消滅してしまいます。普

段からコツコツと貯めてきたポイントが一瞬でなくなってしまうのはもったいないですよね。ということで、貯まっているポイントを使い切ってから解約するのが正解です。

もしも欲しい商品と交換できるまであと少しポイントが必要、といった場合は今すぐ解約するのではなく、交換できるようになってポイントを消化してから解約手続きに進むのが良いと思います。

ただし、いくつかのクレジットカードはカードを解約してもポイントが残る場合があります。例えば楽天カード。

楽天カードの場合だと楽天アカウントと紐付されているので、カードが無くなってもそのままポイントを所持し続けることができます。

ETCカードを作っていないか、使っていないか

ETCカードは普段から何気なく利用していますが、こちらはあくまでも「クレジットカードの追加カード」であることを忘れてはいけません。

カードを解約すれば、当然ETCカードも使えなくなってしまいます。最近ではクレジット機能のないETCカードも登場しています。

例えば「ETCパーソナルカード」。こちらは保証金(4万円~)+年会費1234円の支払いで利用できるようになります。

正直なところ、クレジットカードの年会費無料のETCカードで十分な気もします。

ということで、カードを解約する際にはETCカードを発行しているか一度確認しておきましょう。もしもETCカードを追加しているクレジットカードを解約する際には他のカードでETCカードを発行してからにしましょう。

解約手数料は必要か

クレジットカードの中には解約手数料が必要なものもあります。最近ではかなり数が減ってきてはいますが、一応確認しておくことに越したことは無いでしょう。

良くあるケースとしては、カードを発行してから一定期間以内に解約手続きを行うと手数料が発生する、というものです。

もし解約手数料が発生する場合は、電話で解約手続きの旨を連絡した際にオペレータの人が教えてくれるはずですので「自分は知らなかったけれど解約手数料がかかってしまった」ということはまずありません。

まとめ

ネットから申込みや解約が手軽にできるようになったクレジットカード。

だからこそ、解約の前に1度確認しておきたいポイントを抑えておきましょう。

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