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最強の国際ブランド?VISAカードを持つ理由とそのメリットを考える

更新日:

20150927

日本国内はもちろん、世界中で親しまれている国際ブランドと言えばVISAカードになります。

VISAの他にもMasterCard、JCB、AMEX、Diners Clubといった国際ブランドがあり、これらを総称して「5大国際ブランド」と言われています。

そのためクレジットカードを作るときにはこれらのいずれかの国際ブランドを選ぶことになるのですが、最も人気が多く、利用者が多いのがVISAなんです。

今回はVISAを選ぶ理由やメリットなどについて紹介していきたいと思います。

VISAカードのメリット

VISAカードは非常に多くのメリットを持っています。確認してみましょう。

世界中で1番使われている

VISAはアメリカで誕生した国際ブランドです。世界最大規模を誇っており、世界中どこでも利用できると言って過言ではありません。

日本国内だけで考えてみると、日本発のブランドであるJCBが強い、という意見が多いです。しかし、国内だけでなく海外でもクレジットカードを利用する機会があるならVISAカードを選ぶのが正解でしょう。

そうなってくると、1枚だけクレジットカードを持っておきたい、という方は国内外問わず世界中で安心して使えるVISAを選ぶのが最も賢い選択といえそうです。

世界シェアは圧倒的ナンバーワン!

その証拠として、利用額、利用頻度などの統計を見てみるとVISAカードが圧倒的に強いことが分かります。少し古いデータで2008年のものになってしまいますが、VISAカードの発行枚数は14億枚

第2にランキングしているMasterCardは8億枚となっています。2倍近くも差が出ていますね。

ちなみに単純な発行枚数だけでみると中国銀聯が40億枚以上になっていますが、こちらは中国国内でしかまともに利用できませんし、中国は世界的に見ても人口がかなり多い国なので発行枚数が多くて当然。

またこちらは厳密にはクレジットカードではなくデビットカードなので「純粋なクレジットカード」と考えるとVISAカードが最も使われていることになります。

日本でも定番のブランド

日本でのVISAは三井住友のイメージが強いと思います。しかし、他の金融機関もVISAのライセンスを取得しており、実に様々な発行会社がVISAカードを提供しています。

なんと国内でVISAカードを発行している会社は3桁超え!それだけどの発行会社にとっても魅力的な決済機構だということになります。

どうしてVISAがここまで選ばれているのかというと、単純に「使えるお店が多いから」ですね。クレジットカードは使えるお店と使えないお店があるのはご存知の通り。

VISAは国内外問わず、クレジットカードで決済できるお店なら基本的に利用できるものです。これが最大のVISAの魅力だと言えるでしょう。

特にアメリカとアジアに強い?

世界中で使えるVISAですが、特に強いと言われているのはアメリカとアジア圏内です。アメリカは発祥の地なので分かりますが、アジア圏内でも幅広く利用できるのは嬉しいですよね。

一昔前までは「ヨーロッパ圏内だとVISAは使いづらい。MasterCardを選ぶべきだ」と言われていました。しかしここ十数年の間に一気に様変わりして、ヨーロッパ圏内でもVISAで問題無く決済できます。

地方になるとMasterCardの方が使いがってが良いかもしれませんが、主要都市ならまず問題無いはずです。

VISAカードのデメリットは?

現状として完全無敵のVISAですが、デメリットが全くないわけではありません。

いくつかあるので紹介したいと思います。

プロパーカードがない

プロパーカードというのは自社発行したクレジットカードのことです。VISAとMasterCardはどちらもプロパーカードを提供してはいません。

つまり「VISAだからこんなサービスが受けられる!」というものが保証されていないことになります。

VISAライセンスをとっているクレジットカードはポイントプログラムだったり、海外旅行保険が付帯されていたり…といったサービスが提供されていますよね。

これは全てクレジットカード発行会社が独自で提供しているものです。

つまり「VISAというブランドにこだわってカードを作る」というよりは「VISAライセンスで発行している発行会社を選ぶ」のが正しい選び方になってきます。

特徴がないのが特徴?

世界中どこでも使えて、利用者の数も多い。発行会社をきちんと選べば自分のライフスタイルに合った最適な1枚を探せる。特に穴がないように感じられますが、特徴がないのが特徴であり、これがデメリットだという意見もあります。

例えばJCBを見てみると、JCBカードを持っている人なら誰でも世界中の主要都市にあるJCBプラザが利用できます。Diners Clubならカードを提示するだけで空港ラウンジが無料で利用できます。

こういったVISAならではの特徴がないのは人によっては寂しく感じられるかもしれませんね。

まとめ

ということで今回はVISAカードの特徴やメリット、デメリットを紹介してきました。

世界中で最も使われているカードなので、これを基準に各国際ブランドを比較・検討することになるでしょう。

基本的に国内外問わずVISAが使えないシーンはほとんど無いはずです。

例えばメインカードにVISAを持っておいて、サブカードに国内で使い勝手が良く、様々なサービスが受けられるJCBを持っておく…サブカードとしてDiners Clubをもって、ワンランク上のサービスを受けられるようにする…といった使い方がオススメです。

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