クレジットカードの審査の悩みに答えます

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海外旅行に備えてクレジットカードを作っておこう

更新日:

150420

これから海外旅行に出かける!という方はぜひ事前にクレジットカードを作っておくことをおすすめします。

海外旅行中の決済に使える、というのは当然ながら、クレジットカードに付帯されている「海外旅行傷害保険」が何よりも安心を作ってくれます。また、いくつかのクレジットカードには空港ラウンジサービスなど海外旅行で嬉しいサービスが付帯されていることも。

中には「クレジットカードは持ちたくない」という方もいるかもしれませんが、こと海外旅行や海外出張に関してはカードを持つことを検討してみましょう。

カードブランドは複数用意しよう

海外旅行のためのクレジットカードを作るなら、複数のカードブランドを用意しておいたほうが良いです。カードブランドというのは、JCBやVISA、MasterCardといったクレジットカードに印刷されているロゴ。要は、どのお店ならどのクレジットカードが使えるか、を表しています。

ちなみに、海外旅行や海外出張にクレジットカードを持って行く場合は、VISAもしくはMasterCardが絶対におすすめ。

というのも、JCBは日本のブランドであり、アジア圏内や、ハワイ、グアムといった日本人が訪れる機会の多い国以外では機能しないことがほとんどだからです。

一方で、VISAやMasterCardは世界中に加盟店が存在しているので、どの国に出かけても利用できることが多いです。JCBは日本国内では非常に利便性の良いカードなのですが、海外には弱い部分も少なからずあります。

しかし一方で、世界60ヶ所に「JCBプラザ」というラウンジが用意されています。

ここにJCBのカードを持っていけば観光案内などのサービスが受けられます。これは思っている以上に大きなメリットです。

ですので、可能であればJCB+VISA、もしくはJCB+MasterCardといった複数のカードブランドを持っていくことをおすすめします。

海外旅行傷害保険が魅力

海外旅行中のクレジットカードの魅力は「海外旅行傷害保険」が一番大きいと言っても過言ではありません。

この保険は海外旅行中に病気やケガ、盗難、あるいは第三者に対する損害賠償が発生したときに補償をしてくれる、というものです。

もちろん海外旅行向けの損害保険会社に加入するのもアリですが、クレジットカードに付帯されているのならそちらを利用した方が節約になります。

「治安の良い国への海外旅行ならいらないだろう」と考える方も多いですが、必要性はかなり高いものだと認識しましょう。

まず、海外旅行における事故発生率ですが、2012年のデータでは3.9%の統計結果が出ています。つまり、26人に1人の割合で海外旅行傷害保険に対する保険金の請求が行われています。

多いと感じるか、少ないと感じるかは人によるでしょうが、あくまでも「請求した数」ですので実際にはもっと多くの自己が発生していると考えられます。

万が一ケガや病気で病院にかからなくてはならなくなった場合、日本のイメージで支払うつもりでいたらとんでもない高額な費用がかかってしまった、というケースもあります。

場合によっては100万円以上もの費用がかかることも。ちなみに2012年の統計によると1000万円以上の自己は11件も発生しています。これを自分でどうにかしようと思っても厳しいですよね。

これらのことから、クレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険はかなり魅力的なサービスであることに疑いようがありません。

複数のクレジットカードを持っていく理由

先程、海外旅行に出かけるときは複数のクレジットカード、複数のブランドを持っていたほうが良いと紹介しました。その理由は、ひとつあたりのクレジットカードの付帯保険に設定されている金額が少ないのでリスクに対応出来ない場合があるからです。

例えば、Aカードの場合、保険適用額が最大で100万円だったとします。

しかし、最悪の場合1000万円以上ものお金が必要になってくる可能性もあるので、到底リスクに対応出来ていません。

しかし、クレジットカードの付帯保険は「合算」出来ます。つまり、最大補償額100万円のAカード、最大補償額200万円のBカードの両方を海外旅行に持っていけば、最大で300万円まで補償が受けられるわけです。

もちろん、補償額が大きなクレジットカードになると年会費などが発生してくるので、バランスの良いクレジットカード選びが必要にはなってくるのですが、年会費無料のものを複数持っていればかなりの部分をカバーできるはずです。

海外旅行のおすすめのクレジットカード

それでは、これらの理由から海外旅行に持っていくのにおすすめなクレジットカードを紹介します。

MUFGプラチナカード 年会費 2万円 補償内容 最高1億
年会費は高めになっていますが、デスクサービスが受けられるので海外旅行中に困ったことがあったらすぐに相談できるのが魅力。
JCB EIT 年会費無料 補償内容 2000万円
JCBブランドなので加盟店が少ないのですが、補償内容がかなり充実しているのでお守り代わりの1枚に。
三井住友VISAカード(クラシックカード) 年会費 1250円(初年度無料) 補償内容 2000万円
加盟店が世界中にあるVISAなので決済用としてもおすすめ。年会費が安く普段使いにもおすすめの1枚。

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