クレジットカード会社が個人信用情報を参照する際に利用することの多い個人信用情報機関が、CICです。
日本クレジット協会と全国信販協会、日本信用情報センターが共同出資することで、1984年に設立されました。
目次(もくじ)
CICでは具体的にどんな業務を行っている?
CICでは、皆さんが過去に契約したクレジットカードやローンに関する取引履歴の管理をしています。
主にクレジットカード会社から情報を預かり、登録をしています。この信用情報が、新しいクレジットカード会社が審査をする際の参考情報になるわけです。
CICではプライバシーに深くかかわる個人信用情報を取り扱っているので、厳重な管理をしています。
個人信用情報を開示するためには、消費者の同意を前提にしています。このため、カードの申込書の中には「個人信用情報の開示に同意する」という項目が明記されているはずです。
インターネットを使った開示
CICでは消費者も信用情報を閲覧できるように、請求方法を3つ用意しています。最も手軽に手続きの行えるのが、インターネットによる開示請求です。CICのホームページにアクセスし、申し込みフォームがあるので必要事項を入力してください。
よほど古いパソコンでも使っていない限り、インターネットで開示請求の申し込みはできます。
CICの開示手続きには手数料がかかります。インターネットを利用した場合、1000円が必要になります。1000円の支払い方法は、クレジットカードの一括払いのみとなりますので注意してください。
来社して開示請求
CICは日本各地に支店を持っていて、こちらに窓口が設置されています。窓口に直接赴いて、開示請求の手続きも可能です。平成24年から、C-touchというタッチパネル方式の機械に必要事項を入力して手続きを行います。
タッチパネルの指示通りに手続きを進めれば大きな問題にならないはずですが、わからないことがあればスタッフに尋ねれば教えてくれるはずです。
手続きをする時には、本人確認書類が必要になるので忘れずに持参してください。
- 運転免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 運転経歴証明書
- 身体障碍者手帳
- 外国人登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
のうちのいずれか一つを準備します。
また来社申し込みの場合、手数料として500円を支払います。
自動券売機が近くにあって購入できるようになっているはずです。500円を入れると切符のようなものが出てくるので、窓口で申込書と本人確認書類と一緒に渡してください。
そうすると10分も待っていれば、信用情報を渡してくれます。
郵送して開示請求
パソコンがない、パソコンで手続きをするのが苦手、近くにCICの窓口がないという人もいるはずです。その場合には、郵送による開示請求の方法をとってみてください。
開示には3つの本人確認書類が必要
郵送による開示請求では、3つの必要書類があるので準備します。
まずは信用情報開示申込書です。信用情報開示申込書は、CICのホームページからプリントアウトして必要事項を記入して作成します。
また本人確認書類が2つ必要です。
- 運転免許証とパスポート
- 運転経歴証明書
- 写真付きの住民基本台帳カード
- 各種健康保険書
- 年金手帳
- 戸籍謄本もしくは抄本
- 身体障碍者手帳
- 外国登録証明書
- 特別永住者証明書
- 在留カード
のコピーの中から1つ選びます。
そしてもう1つは、
- 住民票
- 印鑑登録証明書
のいずれかから選んで2点を同封してください。
手数料は1000円かかる
手数料として、1000円が必要です。
ゆうちょ銀行で、定額小為替証書をもらって同封してCICに郵送してください。
郵送してから書類に不備がなければ2週間以内に信用情報が届くはずです。