クレジットカードの審査をクリアするためには、クレヒスを良くしておくことが大事です。クレヒスとは簡単に言ってしまうと、カードを使って期日までに支払いをするという行為を繰り返すことです。
クレジットカードは担保も保証人もなしで借りられるサービスなので、信用が絶対です。クレヒスが良ければ、信頼できるお客さんとなって審査で有利に働きます。
またクレヒスが良ければ、将来増枠申請をした場合でも受かる可能性は高まります。
ところでクレヒスをよくするためには、どのようなことを心がけるといいのでしょうか?
ここでは、すでにクレジットカードを持っている人を対象に紹介します。
クレジットは長期保有すべし
現在クレジットの契約をしている人であれば、問題のない限り長期保有することが大事です。
本来クレヒスはカードを使って期日までに支払いをする、この繰り返しのことを指します。ところが長期のクレジット契約を保有しているのも、信用につながる可能性があります。
もしクレジットの支払いを長期的に延滞している、延滞を頻繁に繰り返すユーザーであれば、その時点で強制解約させられます。
またそのクレジットカード以外の所で、支払いにトラブルを起こした場合でも途上与信に引っ掛かって、更新拒否されることが多いです。つまり長期的にクレジットカードを保有しているということは、何のトラブルも起こしていない信用の高いお客さんとなるわけです。
クレジットカードを数枚、しかもいずれのカードの長期契約をしているのであれば、それだけでもクレヒスになる可能性が高いです。
クレジットカードの中には、年会費のかかる種類もたくさんあります。このようなカードでほとんど使っていないものを長期保有する必要はありませんが、何枚か長期保有し続けることはクレヒスにつながります。
解約する場合は良い状態で
もしクレジットカードの解約をするのであれば、延滞をなるべくせずに解約すべきです。個人信用情報には、入金情報を記した項目があります。この入金情報は、直近の24か月の支払情報に関しての履歴です。
ちなみに$マークがついていれば期日通りに支払いをしたこと、Aマークがついていると延滞をしたことを意味します。
もしAマークがいくつかある状態で解約してしまうと、そこから情報の更新はありません。情報の更新がないと、5年間はそのままの状態で記録として残ってしまいます。
すなわちAマークが5年間残るので、今後クレジットカードを作ろうと思っても審査でマイナスポイントになる恐れが出てきます。
ですから、クレジットカードの解約を進めるのであれば、Aマークの残らない状態で契約を終了させてください。もし残っているのであれば、そのカードを使って期日通りの支払いを何度か繰り返すことです。
そうすれば、古いAマークの情報はどんどん押しやられて2年経過すれば消えてなくなります。
スマホの割賦販売など分割払いする時は要注意
ショッピングクレジットや携帯電話の分割払いなど、支払回数の決まっている商品を購入するときには注意すべきです。
このような割賦契約の場合、延滞をしてしまった信用情報にAマークがついていると審査では厳しくなります。
なぜかというと、クレジットカードなどの支払履歴はカードを利用すればどんどん新しい情報に更新されます。
このためAマークがついてしまったとしても押し出されて情報はいずれ載らなくなります。
ところが割賦契約の場合、12回とか24回と回数が決まっているので特に2年以内の契約であれば、押し出される前に支払いが終了してしまいます。
いつまでたってもAマークが残ってしまいます。特に携帯電話の分割払いで延滞をしてしまい、カードの審査に落ちる人が多いので注意してください。