クレジットカードは、担保も保証人も取らずにカード会社と顧客の信頼関係でカード会社は代金の立て替えをしています。このため、クレジットカードを利用するにあたってカード会社との信頼関係を壊すようなことは絶対にあってはなりません。
もし期日までにお金を用意できそうにないというのであれば、事前に連絡を取ることが一番大事です。
お金を準備できないのであれば、怖い取り立てが行われるのではないかと考える人も多いです。しかしどのカード会社でも延滞があったとして、すぐに強硬な手段に出てくることはありません。延滞が起きるとカード会社から連絡が来ます。
この時に怖さから逃げ回る人もいますが、そのようなことをすればますますカード会社の印象が悪くなってしまいます。
支払いまで1週間以上ある
もし期日まで1週間以上あって、どうやら期日までに必要なお金の準備できないことが分かったとします。その場合には、支払い方法を変更してみてください。一括払いを分割やリボ払いに変更するだけでも、返済額を下げられます。
支払回数が増えれば利息が増えてしまいますが、返済可能であれば変更してください。
分割に変更しても期日までに金額を支払えれば、カード会社のあなたへの信頼も揺らぎません。支払金額を変えずに支払日を後ろにずらせば金額を準備できるのであれば、ボーナス一括払いに変更する方法もあります。
支払いまで1週間を切った
もし支払いまで1週間を切ってしまったのであれば、カード会社に連絡を取って期日までに入金できないことを話してください。気まずいでしょうし不安もあるでしょうが、基本的にどのカード会社でも支払日までの相談であれば親切に対応してくれるはずです。
催促ではなくて、支払う意思はあるけれども支払えないことの相談をしているに過ぎないからです。
ちなみにカード会社に連絡を入れる際には、いつくらいまでには支払うめどが立つのかということも考えておいてください。給料が入る日や自営やフリーで仕事をしている人は、以前の報酬がいつ入ってくるかを考えておくといいです。
1週間以上ある場合に、支払い方法を変更することで対応する策を紹介しました。こちらの方法は、5日くらい前まであれば、カード会社のホームページを使って手続きできるケースもあります。1週間を期日まで切っていても、いったんホームページを確認しておくことです。
めどが立たない
クレジットカードの支払いを延滞しそう、しかもそのお金をいつ準備できるのかまったくめどの立っていないケースも出てくるかもしれません。その場合に関しても、実際に延滞する前にカード会社に連絡を取るのが大事です。そして事情を正直に話してみてください。
そうすれば、支払期限の猶予や全額ではなく一部の支払いをするなどの対処をしてくれることが多いです。ただし中には常習的に何度も延滞をしている人も出てきます。常習的な延滞になると、カード会社も解決策を提示できない恐れが出てきます。その場合には、債務整理なども視野に入れて弁護士や司法書士などに相談をしてみるべきです。
まとめ
このように事前に連絡を取って、誠意を見せることはカード会社との信頼関係を壊さないようにするためには必要です。ただし延滞前に連絡を入れれば、すべてが問題なく解決できるわけではありません。
実際に延滞をすれば、信用情報には延滞を意味するAというマークが掲載され、Aがあると別のカードを作るときやローンを組むときに審査は厳しくなります。
ただし逃げ回っていれば、ブラック情報が信用情報に乗ったり、強制退会させられたりするのでそれと比較をすれば寛大な対応をしてくれるはずです。