クレジットカードの審査の悩みに答えます

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クレジットカードの延滞…何か月までならブラックにならない?

更新日:

14110

クレジットカードを利用した場合、期日までに代金を支払うのが約束です。

契約書にも書かれていることで、決められた日までに代金をカード会社に支払うことで初めてカード会社との間に信頼が構築できます。ところがカードユーザーの中には、期日までに入金しない人もいます。

もし延滞が続くようであれば、個人信用情報にブラック情報が登録されてしまいます。そうなると、現在使っているクレジットカードはもちろん利用できなくなります。また新しくカードを作れなくなり、さらにはローンも組めなくなってしまいます。

うっかりミスの支払い遅れであれば助かる

ブラック情報が登録されると向こう5年間は登録されますので、5年間はカードやローンのサービスが利用できなくなると思ってください。

ただし、例えばついうっかり支払いの期限を忘れて1日遅れで支払ったというケースもあるはずです。このようなうっかりミスであれば、ブラック情報にはなりません。1日でも支払いが遅れれば、ブラックになってカードやローンが利用できなくなるわけではありません。

延滞は延滞

クレジットカードの支払いをつい忘れてしまって延滞したとします。この時にカード会社に連絡を取ると、「数日後に再引き落とししますので大丈夫ですよ」のような回答が来るはずです。

別に怒られるわけでもなく、再引き落としが問題なく行われれば、特に目立つペナルティもありません。そうなると、「また遅れても再引き落としすればいいや」という感じになってしまいます。

このような再引き落としをすれば、確かにブラック情報には掲載されません。しかし信用情報に、延滞したという事実は記録されてしまいます。支払い忘れで、少し期限に遅れて支払いをしても大丈夫というわけではありません。

個人信用情報には、過去24か月間の支払履歴が記載されています。問題なく期日までに支払いをすれば$マークが、延滞をするとAマークがついています。しょっちゅう延滞を繰り返していると、支払履歴の所にAがたくさん記録されていることになります。

Aのたくさんある信用情報を見ると、カード会社から見ればお金の支払にルーズな人と考えてしまいます。このため、場合によってはカードの申し込みをしても断られる恐れがあります。

中には1回Aが載っているだけでも審査ではじくといったような厳しい対応をしているカード会社もあります。

事故情報はいつから

では延滞が原因でいわゆるブラック情報になってしまうのは、いつからなのでしょうか?どの個人信用情報機関でも、支払期日から61日経過して入金が確認されないとブラック情報になります。

CICというカード会社が加盟している個人信用情報機関では、異動情報が掲載されます。これがいわゆるブラックリストに載った状態だと思ってください。

ブラック情報になると、該当するカードはもちろん利用停止になります。その他には別のクレジットカードの新規申し込みもほぼ確実にNGとなります。

複数枚のカード持ちの人は要注意

複数カードを持っている人は、ほかのカードが使えるから大丈夫と思っている人もいるはずです。しかしほとんどのカード会社で、途上与信を行っています。途上与信とは、複数枚カードを持っている人も多いのでどこかでトラブルを起こしていないかどうか個人信用情報を定期的にチェックする作業です。

この途上与信でブラックが発覚すれば、すべてのカードの利用停止になってしまいます。

ちなみに延滞でブラック情報が登録された場合、ブラックになってから5年ではありません。支払うべきお金を支払う、支払いがどう考えても無理なので債務整理をしてから5年間はブラックのままです。

延滞で逃げ回れば回るほど、ブラック情報が長期間にわたって掲載され続けることになるわけです。

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