クレジットカードの審査の悩みに答えます

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CICの信用情報開示報告書を入手!でもどうやって見ればいい?

更新日:

141008

クレジットカードの審査が行われる際にカード会社は、皆さんの個人信用情報を照会します。

個人信用情報には、過去に皆さんがいつ借入をして返済をしたのか、過去に返済を巡るトラブルを起こしたことはないかなどの情報が記載されています。この個人信用情報は、カード会社だけでなく皆さんも開示請求をすればチェックできます。

クレジットカードの審査をクリアできるかどうか不安な人、過去に審査に落とされてその理由のわからない人は開示請求してみるのはいかがですか?

開示請求をすると、信用情報開示報告書なるものが渡されます。その中に皆さんの過去のクレジットカードやカードローンなどの利用履歴が書かれています。一部特殊な表現で表記されている所もありますので、見方に関して簡単に紹介します。

ここではCICという、クレジットカード会社が共同出資して設立された信用情報機関の信用情報開示報告書をベースにして解説します。

信用情報開示報告書の構成

信用情報開示報告書は、クレジット情報と申込み情報、利用記録という3つの柱によって構成されています。クレジット情報とは、皆さんがどこのクレジット会社と契約をして、どのような内容の契約で加入しているかを表しています。また申込み情報や利用記録とは、クレジット会社が皆さんの個人信用情報にアクセスした日時や目的に関して書かれています。

CICの信用情報開示報告書の場合、左上には、皆さんの個人情報が記されています。氏名や生年月日、住所、電話番号、勤務先情報などに関して記載されています。結婚している人の場合、配偶者の氏名も書かれています。

その下には、契約内容と支払い状況について記載されています。契約内容とは、所有しているクレジットカードの極度額や契約年月日、支払い回数などの基本的な情報が書かれています。

支払い状況とは、カードの利用額とそれに対する入金額、返済状況などについて書かれています。さらにその下には、入金状況が書かれています。きちんと期日までに返済を済ませているかどうかが書かれています。

この3つの項目の右隣には、割賦販売法と貸金業法の登録内容に関して記載されています。信用情報を登録することがいずれの法律でも定められています。

信用情報開示報告書のポイント

信用情報開示報告書をチェックするときに重視したいのは、入金状況に関してです。利用しているクレジットカードに関する入金状況が記載されています。左側が最新の入金状況で、右に行くと過去の履歴が出てきます。ちなみに最大で24か月前の利用状況までを閲覧できます。

信用情報開示報告書に記載されている入金状況は、記号で表記されています。一見すると何について記載されているかわからないでしょうから、記号の見方をCICの信用情報開示報告書に基づき紹介します。

信用情報開示報告書に書いてある記号の見方

$と記載されている所は、請求通りもしくは請求額以上の入金のあったことを意味しています。Pと書かれている項目は、請求額の一部のみ入金されたことを意味します。Rは入金が確認されたけれども、お客さん以外からの入金だったことを指します。

未入金の場合にも、いくつか異なる種類で表記されます。Aと書かれている場合には、お客さんの事情により約束された期日までに入金が確認できなかったことになります。Bだと、お客さんの事情とは関係ない事情により入金が確認されなかったことをさします。Cも未入金の一種ですが、こちらは入金されない理由がわからない時に表記されます。

その他には-の欄もあります。これはクレジットカードの利用がない、請求も入金もなかった月にこの記号が付きます。また空欄が含まれているケースもあるかもしれませんが、クレジット会社などから情報更新がなかったことを意味しています。AとB、Cがついていると審査は厳しくなると思ってください。

まとめ

「自分の信用情報に自信がない」
「現状ブラック7日を調べたい」

という人は、ぜひ一度信用情報の開示を行ってみて下さい。

過去のクレジットカード使用履歴や事故情報を確認できるので、カード会社から自分がどのように見られているのかがわかります。

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