ゴールドカードはある程度年収がある人でなければ審査をパスすることができませんでした。しかしゴールドカードの持つ魅力的な付帯に心惹かれる人も多いでしょう。
そんな方たちをターゲットにした新しいグレードとして「低年会費ゴールドカード」が登場しています。だいたい2008年くらいから一般的に出回るようになった印象があります。
低年会費ゴールドカードは大体年会費が2000円~3000円くらいに設定されていることが多く、非常にリーズナブルだと言えますね。審査基準も一般クラスと同じくらいだと言われており、年収200万円~300万円があれば十分審査をパスできるとされています。
ということで今回は新しい勢力のひとつである低年会費ゴールドカードについて紹介していきたいと思います。
特典内容を確認してみよう!
低年会費ゴールドカードの気になる特定についてですが、こちらはまさに一般カードとゴールドカードの中間と言ったところでしょうか。
というよりも、最近の一般カードはゴールドカードとほとんど同じような特典を用意していることが多いので「一般カードでいいや」と思える人もいるかもしれませんね。
ポイント還元率が優遇
低年会費ゴールドカードは一般カードよりもポイント還元率が優遇されていることが多いようです。もちろんクレジットカード会社によって異なるので一概には言えません。 しかし全体的な傾向としては、一般カードには無いオリジナルの要素、例えば誕生月はポイント5倍、特定のお店のポイント還元率が2倍…と言ったものを用意していることが多いようです。 そう考えると、ポイントプログラムでクレジットカードを選んでいる方にとっては低年会費ゴールドカードはなかなか魅力的かもしれません。 旅行などで安心できる付帯保険の内容についてですが、こちらは一般カードとほとんど変わらないことが多いです。あっても補償額が若干高くなるくらいでしょうか。 また一般的なゴールドカードだと期待されていることが多い空港ラウンジの無料利用などは対象外となっていることが多いようです。 このあたりは各クレジットカードによって異なるのでよく確認しておいたほうが良いかもしれません。 正直なところそこまでメリットが多いとは感じられない低年会費ゴールドカードですが、各クレジットカード会社がこぞって提供しているのもまた事実です。どうして注目を集めるようになったのかというと「貸金業法」が改正されたことが大きいのではないかと言われています。 これまでだとグレーゾーン金利をはじめとしたキャッシングによる利益はかなり大きいものだったのですが、現状はこれらが適切な範囲内でなければ得られません(逆に言えば今までが異常だった)。 となるとカード会社が利益を上げるためには「年会費を取るのが一番手っ取り早い」ということで低年会費ゴールドカードが生まれたというわけです。一般カードの場合だとそこまで利益は上がりませんが、ゴールドカードになるとハードルが高く感じられる。 その中間くらいなら利用者が多いだろうという見込みですね。実際、利用者はどんどん増えています。 低年会費ゴールドカードはこれからもっと需要が伸びてくることが予想されます。一般カードだけでは満足できないけれど、ゴールドカードに手を出すほどカードは使わない…。という方は結構多いはず。 先述したようにカード会社の思惑がちらつくのが気になる人もいるかもしれませんが、自分にベストな1枚を選ぶことができれば一般カードでは実現できないメリットが受けられ、ゴールドカードほどコストがかからない、理想的な1枚を見つけられるかもしれません。 我々ユーザー側からすると選択肢が多いに越したことは無いですよね!付帯保険の内容は?
低年会費ゴールドカードが注目されている理由とは?
まとめ