クレジットカード会社の多くが加盟している個人信用情報機関に、CICがあります。CICの所有している個人信用情報の中には、皆さんの個人情報や過去の支払トラブルの情報が書かれています。
その他に、過去24か月のローンやクレジットカードの支払情報、他にカードを持っているとかローンを組んでいる場合の契約情報も記載されています。
そしてCICには、皆さんが過去にどこのカード会社に申し込みを行ったかという情報も記載されます。
ところで過去にクレジットカードの審査に落ちてしまった経験のある人の中には、審査に落ちたことが信用情報にどのように登録されるか気になる人もいるはずです。
クレジット情報に申し込み結果が記載される
個人信用情報には、いろいろな項目に分けて情報が記載されています。その中でも過去に申し込みをした審査結果について記載されているのは、クレジット情報と呼ばれる項目です。「成約情報」と紹介しているサイトもあります。
クレジット情報には、住所や電話番号だけでなく、勤務先と勤務先の電話番号まで記載されています。その上で、どの程度の利用限度枠で審査を通過したかどうか、事細かく記載されています。
クレジット情報に記載されているということは、その時点でそのカードの審査はクリアしたことになるわけです。
申込情報
クレジット情報の前には、申込情報という項目があります。
申込情報とは、どのクレジットカードにどれだけの限度額で申し込みをしたのかということが掲載されています。キャッシング機能がついているかどうかも記載されますし、いつ申し込みをしたかの時刻も記載されています。
クレジットカードの審査をクリアすれば、申込情報の後にクレジット情報が記載されています。ところがもし審査に落ちてしまうと、申込情報だけでクレジット情報は出てきません。
つまり申込情報とクレジット情報をチェックするだけで、どのカード会社には受かって、どのカード会社の審査に引っ掛かったのかが簡単にわかってしまうのです。
他の所で審査に落ちたことがわかると、次以降のカードの審査も通るのがかなり厳しくなります。
信用情報を見て、カードの審査に落ちたことがわかれば、そのチェックをしている人はどのように思うでしょうか?
「何かネガティブな情報が載っているに違いない」と思ってしまうのです。そうすると自分の所が敢えて審査を通す危険を冒す必要はないわけで、結局また審査に落ちてしまうのです。
いつ申し込みをしたかもばれる
クレジットカードに過去申し込みをした情報は、個人信用情報に登録されています。しかも照会した時間は、秒単位で記載されてしまいます。
よく短期間で複数のカード会社に申し込みしただけで、申し込みブラックとなり審査に落とされるという話が紹介されています。なぜ短期間で複数のカード会社に申し込みをしたことがばれるかというと、このように秒単位で登録されているからです。
短時間にたくさんのカード会社に申し込みをしているとか、過去カードの審査の合否はどうだったのかは、信用情報を見ればわかります。しかもこのような信用情報の照会は、現在大手のカード会社は機械で行っています。
機械で申し込みブラックになっているとか、過去にカードの審査に落ちた情報が記載されていると自動的に非承認とされてしまいます。
以前に審査落ちの経験がある人は半年待つ
申し込みをして過去審査に落ちてしまった経験のある人はそこでいったん立ち止まることです。
申込情報は半年間そのまま記録が残るので、半年間は入会申し込みを控えるべきです。
それくらいの冷静さがないと、なかなかクレジットカードの審査には受からないと思ってください。