クレジットカードの審査の悩みに答えます

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会社の休職中でもクレジットカードを作れますか?

更新日:

20150920

何らかの事情があって、休職していたり、休業補償で生活している人もいると思います。病気だったり、家族の介護だったり…と事情は人それぞれ。

しかし休職中でもクレジットカードを作りたい場面はあると思います。むしろ、買い物が便利になることを考えると休職中にこそ欲しいと思うかもしれませんね!

ではクレジットカードの審査では休職中・休業補償を受けている人はどういった扱いになっているのか、というと「無職」とほぼ同列の扱いになっているケースが多いようです。

仮に休業補償で月々20万円くらいもらっていたとしても、です。

もちろんこれだけの補償をもらっていて、さらに在籍保障もある。

そして給与明細や源泉徴収票の提出もOK!という状況にあれば、誰だって「クレジットカードくらい通るだろう」と考えるのは当然かもしれません。

休職中だから絶対に通らない、というわけではありませんが、審査の内容が厳しくなるのは仕方がありません。

在籍確認の問題

休職中ですので、当然出社していない状況です。もしもカード申し込みをしたときに、休職中であることを黙っていたら…在籍確認の電話があったときに「○○は現在休職中です」「お休みをいただいています」といった対応をしてくれれば「本当に在籍しているんだな」と思われます。

一方で「休職中なの?聞いてないけれど…」と受け取られてしまいます。つまり、審査通過が厳しいものになります。

また会社によってはセキュリティ・プライバシーの問題から、得意先以外の人からの電話は休職中の人は在籍していないものとして対応する場合もあるようです。

例えば「○○様はいらっしゃいますか?」と在籍確認の電話があったのに「うちに○○という者はいませんが?」と返してしまうことも。当然、確認が取れなかった…ということで審査落ちします。

復帰時期が分かって入れば申し込めることも

いつまで休職するのかにもよりますが、近いうちに、例えば今月から、来月から復帰することが確定しているならカードの申し込み・審査が受けられる場合があります。

そのときは担当者に「今は休職中ですが今月・来月から復帰して今年度は○○万円、来年度は○○万円の年収となる見込みです」と伝えればOKなこともあります。

最近だと定番になっているネット申し込みだと、説明する機会に乏しいので電話申し込み、郵送申し込みの方が適しているかもしれません。

しかし、説明したところで現状として働いていないわけですので、審査内容が厳しいものになるのは避けられません。

デビットカードや家族カードを視野に入れて

もちろん休職中だからといって、どのクレジットカードも絶対に作れない、とは言いません。中には専業主婦や学生、無職でも使えるカードがあるくらいですので。

もしもカードの審査に通らなかったときは、デビットカードや家族カードが選択肢にあることを思い出してください。これらは基本的に審査はありません。

デビットカードはクレジットカードのように分割払いができません。家族カードは家族がクレジットカードを所有していることが前提になります。

そしてどちらも利用限度額はあまり高くありません。この問題をクリアできるなら、検討してみる価値はあるはずです。

まとめ

これらのことから、休職中にクレジットカードの申し込みをするよりは、復職してある程度収入が得られるようになってから申し込みするのが理想的です。

といっても、できれば休職中の今すぐカードが欲しい!というケースもあるでしょう。

そういったときは、先述した専業主婦や学生、無職でも使えるカードを検討してみるのが良いと思います。

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