Diners Clubはあまり一般的に幅広く活用されている国際ブランドではありません。
その理由は「富裕層向け」の色合いがとても強いからです。
ステータスを重視したい人にとってはDiners Clubのクレジットカードを持つことがひとつの目標であり、指標になってくるのではないでしょうか。
目次(もくじ)
Diners Clubは国内だと「シティカードジャパンだけ」が発行している
他の国際ブランドのように、複数の発行会社があるわけではないので、このあたりも知名度が低い理由かもしれませんね。
どうしてDiners Clubのようなステータスを重視した国際ブランドが存在するのか。日本国内で生活している分にはあまりピンと来ない話かもしれませんが、海外に出かけた時に実感できるはずです。
というのも、海外では「クレジットカードが身分を証明するアイテム」になっているので、日本以上に重要な存在として取り扱われています。
支払いでDiners Clubを提示するだけで
「この人はお金持ちなんだ」
「信用できる人なんだな」
と認識されるほど。提示するカードでサービスの質が変わるのは珍しくありません。だからこそステータスの高いカードが必要なんですね。
ということで今回はDiners Clubを持つべき理由やメリットなどに焦点を当てて紹介していきたいと思います。
Diners Clubのメリット
Diners Clubを持つことで得られるメリットについてまとめました。
一律の利用限度額がない
普通クレジットカードには利用限度額が設けられていますよね。
この範囲内で利用しなくてはなりません。しかしDiners Clubにはこの利用限度額が存在していないんですね。
極端な話をすれば、Diners Clubを持っていれば車など高額な商品を購入することだってできます。
利用額に制限がないので、普段の生活に使いやすい…というよりは、想定外の出費などに対応しやすいと言えるかもしれません。
例えば長期間海外に滞在しなくてはならなくなった…といった場合、利用限度額のないDiners Clubは大きなメリットになってくれるでしょう。
海外でこそ強い
正直なところDiners Clubは日本国内で利用するには少し使い勝手が悪く感じられるかもしれません。というのが加盟店が少ないからです。
JCBが使えるお店ならDiners Clubで決済することができる可能性がありますが、全ての店舗が対応しているわけではないので実際に提示してみるまで決済できるか分かりません。
このあたりの使い勝手の悪さは少し目立ちますが、海外ならもっと幅広く使えます。
Diners Clubのデメリット
次はDiners Clubの持つデメリットを確認していきましょう。
富裕層以外は特にメリットがない
使えるお店が少ない、利用限度額が設けられていない。これは一般人にとっては正直なところあまりメリットには思えませんよね。
また年会費が非常に高いので誰でも所持できるとは言いがたいです。
しかし富裕層が利用する分には価値があるでしょう。例えば高級ホテル、高級レストラン、ブランド直営店など高級志向の高いお店ならDiners Clubが使えることが多いですし、やはりステータスのあるカードなので一目置かれます。
まとめ
Diners Clubは富裕層向けなので、わざわざ選ぶメリットが薄いかもしれません。
ですので「こういう国際ブランドもあるんだなぁ」くらいの認識で十分だと思います。カードにステータスを求めている人はチェックしてみましょう!