JCBは日本で初めてとなるクレジットカードの国際ブランドです。一部の人たちからは「サムライカード」とも呼ばれています。
もちろん日本国内の加盟店が多いので、とても利用しやすく、クレジットカード決済ができるお店ならJCBでの支払いができるでしょう。
これまではVISAやMasterCardといった海外のブランドを使うのが普通でしたが、JCBという国内ブランドを利用することによって国内の景気回復にも役立てることができるでしょう。
そういうわけで今回はJCBをオススメする理由、そして持つことのメリットについて考えていきたいと思います。
目次(もくじ)
JCBのメリットを確認しよう
JCBが持つメリットをまとめてみました。これからJCBのカードを作ろうと思っている方も、そうでない方もぜひ確認しておいてください。
日本国内で使いやすい
日本発の国際ブランドなので国内に関して言えば加盟店が非常に多いです。そのため国内旅行だったり、普段使いだったり…といった場面で利便性の高さを実感できるはずです。
先述した通り、クレジットカード決済に対応しているお店ならまずJCBが使えるでしょう。ネット決済でも国内サービスならほとんどがJCBに対応しているのも魅力的です。
エンターテイメントにも強い
実はJCBは東京ディズニーランドのスポンサーです。そのため、JCBユーザー向けに様々なエンターテイメント系のキャンペーンやサービスを提供しています。
特に顕著なのは東京ディズニーランドで、もちろん園内は全てJCBカードでの決済に対応しています。
海外で日本語サポートが受けられる!
JCBは国内だとほとんどのお店で利用できますが、海外だと利用できないお店が多いです。まだまだ浸透しきっていないのでしょう。
こういった理由から海外旅行には適していないと思われがちなのですが、サブカードとして持っていくことをオススメします。
このように世界中の主要都市や観光地ならJCB加盟店があること、そして「JCBプラザ」という施設を利用でき、日本語で様々なサポート(例えばホテルやレストランの予約など)が受けられるからです。これは相当心強いですよ!
プロパーカードがある
JCBは国際ブランドですがプロパーカード(自社発行クレジットカード)もあります。もちろんライセンス発行(銀行などと提携して発行するカード)もあります。
一般的にはプロパーカードの方がステータスが高いとされており、より充実したサポートが受けられる、というのが特徴です。
現在プロパーカードを提供している国際ブランドはJCB、AMEX、Diners Clubだけ。プロパーカードに提携カードと、カード選びの幅が広がるのはメリットですね。
JCBのデメリットもチェック
JCBのデメリットはたったひとつ。それは「海外で利用するには心細い」ということです。どうしてもVISAやMasterCardなどのように「全世界でどこでも使えるカード」とは言いがたい部分があります。
トラベル&エンターテイメント向けのカードとして誕生したので仕方がないと言えば仕方がありませんが…。
現地の銀行やカード会社と提携することで利用できるお店は増えているのですが、基本的にはアジア圏内、あるいは日本人観光客が多いハワイなどでないと安心して使えるとは言いがたいです。
そのため海外旅行に出かけるときはVISAもしくはMasterCardをメインカードに、サブカードにJCBを持っていくのが正解でしょう。
これなら支払いはVISAもしくはMasterCardで快適に、JCBプラザなどのサービスも受けられる、という形を作れます。