産休や育児休業中の人がクレジットカードの審査を通過するためのポイントとは?

20150917

産休や育児休業中でもクレジットカードが必要な場面は多々ありますよね。

むしろなかなか外出できないからこそ、銀行ATMに足を運ぶ手間が省けたり、ネットショッピングで便利なカードを欲しいと思う機会が増えるというものです。

しかし現状として、産休中、育児休業中のカード審査は在職時と比べるとかなりシビアです。

もし仮に、大企業の会社員で、一般的なサラリーマンよりもよほどたくさんのお金を稼いでいたとしても、産休中に給料が支払われていないなら審査は通りづらいです。

そこで取れる選択肢としては以下のようなものがあります。

家族カードを作る


配偶者がクレジットカードを所有していて、そのカードに家族カード機能が用意されているなら一番手っ取り早いです。利用限度額は少なめになってはきますが、ほぼ問題なく発行してもらえます。

カード会社に事情を説明


産休中や育児休業中なら復職することが前提になるので、この事情を説明することで審査が受けられる場合があります。もちろん在職中の会社情報を記載することになります。

はやりハードルが低いのは家族カードです。ただし夫婦で家計を別々に計上したい、財布は別!というスタンスの場合は選びにくいかもしれませんね。

どういった説明をすれば良い?


後者を選択する場合、審査が受けられるか五分五分だと思います。年収そのものがないわけですので、カード会社によっては無職や専業主婦扱いになってしまいます。もちろん、虚偽の申告は一発NGの対象なので、昨年度の年収がなかった場合は正直に「0円」と記載します。

最近だとネットからの申し込みが一般的になりつつありますが、事情をきちんと説明するなら店舗に直接足を運んで、担当者とじっくりと相談するのが一番です。しかし小さな子供がいるとなかなかそうはいかないですよね。なので、電話申し込みや郵送での申し込みを選ぶのが良いかもしれません。

いかに相手に信用してもらうか、返済能力が期待できるかを証明しなくては審査に通りづらいので、本来だと提出しなくても良い収入証明書や源泉徴収票などを添えるのは有効です。またメモを同封するのもオススメ。

内容としては「現在は育児休暇中だけれど、○○月から復帰して、今年度の予定年収は○○万円、来年度は○○万円になる見込みです」といったものが良いと思います。こうすることで、具体的にいつごろからなら返済ができそうか、どれくらいの返済能力が期待できるのかをイメージさせやすくなり、信頼を得やすくなる…という寸法。

できれば勤続年数も合わせて記載したいところです。ちなみに源泉徴収票の提出は在職証明・在籍確認としても有効になります。

カード会社によって対応は違いますが、会社に在籍確認の電話を入れる可能性もあります。貸金業法によってクレジットカード会社からの電話であることは明かせないので、個人名で「○○と申しますがAさんはいらっしゃいますか?」といった電話になります。

対応した職員が「Aは現在席を外しております」「Aは産休・育児休業中です」と答えてくれればバッチリ。しかし会社によっては、社員のプライバシーを守るために、わざと「Aという人間は当社にはいませんが?」と回答するところもあります。

もちろん、カード会社はその真偽を確かめる術を持たないので、この時点で在籍確認が取れずに審査落ち…ということに。ですので、もしも可能であるなら電話を取る職員に事前に事情を説明しておいたほうが良いかもしれません。

結婚を控えている女性がカードを申し込むタイミングは?


日本では一般的に女性は結婚すると姓が変わります。実はこれはクレジットカード会社からすると相当慎重になっている部分なんです。結婚と同時に姓が変わるだけでなく、新居に引越しするケースも多いので、対応しづらくなる場合があります。

例えば、旧姓A村花子で、生年月日は1980年1月1日、住所は東京都荒川区…だったとします。そこでクリーンなクレジットヒストリー(クレヒス)を持っていたとしましょう。

A村花子さんは結婚して、姓と住所が変わりました。これによってB田花子になり、生年月日は1980年1月1日、住所は神奈川県横浜市…となりました。

そこで結婚を機に、新しいクレジットカードを作ろうと思って申し込みをします。当然カード会社は個人信用情報機関に問い合わせて、クレヒスを検索します。

多くは姓名や生年月日など様々な情報から正確に本人を特定して審査ポイントとして取り扱うのですが、まれに別人だと判断してしまうこともあります。

クリーンなクレヒスは審査を有利にしてくれるものなので、その分だけ不利になってしまう可能性が出てくるわけです。

また、クレヒスが見つからなかった場合は「これまでカードを作ったことがない」あるいは「債務整理をした人」と判断されます。

特に若い世代の人は何かしらカードを持つのが当たり前になっている時代ですので、後者が理由だと考えられてしまい、それで審査落ちするケースも十分考えられます。

もちろん、ほとんど起こることはないのですが、そういったリスクを回避したいのなら、結婚前の旧姓で申し込みをする、あるいは結婚後の申し込みで旧姓も記載しておけばバッチリです。

また結婚後に専業主婦になる、あるいは産休や育児休暇を取る予定があるなら、結婚前にカードを作っておいたほうが良いので覚えておきましょう。

余談ですが、中には「結婚でクレヒスをリセットしたい」と考える人もいるようです。しかし、姓が変わっただけで追跡できないほど甘い世界ではありません。

ここで紹介したのはあくまでも「ごく稀に起こることがある」という話。ですので、延滞が続いていたり、他者借入が多い状態で結婚しても、引き続きその状況が継続されると考えましょう。

ブラックでもクレジットカードが作れる?

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