30歳以上で今まで現金ですべての支払いをやってきたけれども、そろそろクレジットカードを持ちたいと思っている人はいませんか?
金融事故をそもそも起こしたことがないので、申し込めばどのカードでも作れると思っている人も多いはずです。しかし実際のところ、30歳以上で一切カードやローンの利用のない人は審査に引っ掛かる可能性が高いです。
信用の実績がない30歳以上の人の審査
上のような人の個人信用情報には、何の履歴も書かれていません。このような履歴のない状態になる可能性は、大きく2パターンに分けられます。
1つ目は現金主義で今まで一切カードを持ったことのない人、もう1つは元ブラックの人です。ブラックリストに登録されて、5年経過すると情報は抹消されます。ブラックリストに登録されている間、一切カードもローンも組めないはずなのでブラック情報がなくなれば、真っ白になるわけです。
カードやローン業界では、30歳以上にもなればクレジットカードやローンの一つも組んだことはあるだろうと考える傾向があります。そこで30歳以上で何の履歴もない人であれば、元ブラックの可能性が高いと判断します。その結果、クレジットカードの審査に落ちてしまうわけです。
スマホやケータイの分割払いをする
もし30歳以上で全く今までクレジットカードもローンも組んだことがないのであれば、クレヒスを作る必要があります。ところがカードがない以上、どうやってクレヒスを作ればいいのかと疑問に感じる人もいるはずです。
そこで活用してほしいのは、スマホやケータイの新規契約です。
現在のケータイやスマホを見てみると、月々いくらの分割払いに対応している機種が多いです。この分割払いをすることで、クレヒスを作り出すことが可能です。主要な携帯キャリアは個人信用情報機関に加盟しています。
このため、携帯端末の支払履歴は信用情報として登録されるわけです。
スマホの割賦契約は審査に通りやすい
ケータイやスマホの分割払いに対応するためには、クレジットの審査を受ける必要があります。現在クレジット商品は数出ていますが、その中でもケータイやスマホの割賦契約は審査のハードルが低いといわれています。
このため、30歳以上で全くクレヒスのない人でも審査に受かる可能性は大いにあります。
なぜならスマホやケータイは高いといっても、せいぜい7万円前後の料金のはずです。
このような安い価格の商品を分割契約するときには、さほどの信用度がなくてもいいわけです。過去に携帯電話の支払いを巡ってトラブルを起こしたとか、同時に複数の携帯端末に申し込みをしているなどなければ、ほぼ確実に審査をクリアできるはずです。
$マークの付く重要性
携帯端末の分割払いで、果たしてクレヒスとして十分な役割を果たすのか疑問という人もいるはずです。確かにカード会社やローン会社の中には、携帯分割のクレヒスをあまり高く評価しない所もあるのは事実です。しかし30歳以上で全く個人信用情報が真っ白の人は、そのままよりはましといっていいです。
もし携帯端末を分割払いで購入して、期日通りに支払いを繰り返したとします。その場合、信用情報にはしっかりと$マークが付けられます。真っ白よりは、$マークのついている信用情報の方が評価されるのは確実です。
しかも現在の審査を見てみると、機械で審査にかけて審査分のスタッフの目で審査をするという2段階の考査になっています。もし真っ白の信用情報であれば、機械審査の時点ではじかれる可能性があります。
このため、携帯電話の支払で$マークのついていた方が機械審査をクリアできるのでまだ希望が持てるわけです。
ただし絶対に延滞をしないことです。延滞のAマークがついてしまえば、審査に落ちる可能性もぐっと高まるからです。