ネット決済のためのプリペイドカードはいくつかありますが、オススメの1枚として紹介したいのが「楽天バーチャルプリペイドカード」です。
こちらは楽天カードを持っている方なら誰でも作成することができます。ということで今回は楽天バーチャルプリペイドカードについて解説していきます。
目次(もくじ)
コスト一切不要!
実は少し前まで楽天バーチャルプリペイドカードを作成するには購入手数料が必要だったのですが、2013年11月から完全無料となりました。
手数料はもちろんですが維持費も一切不要です。つまり、全くコストを気にせずに使えるプリペイドカードということですね。
バーチャルカードの定番である「V-プリカ」を考えてみましょう。V-プリカはおそらく最も知名度の高いバーチャルカードですが、購入手数料が100円~280円かかりますし、3ヶ月以上利用実績がない場合は維持費も発生してしまいます。
また有効期限が切れたら残高がそのまま失われてしまうため、無駄が生じやすいんですね。
楽天バーチャルプリペイドカードならこれらのコストを意識せずに、より手軽に活用できます。これは大きなメリットだと思います。
楽天スーパーポイントが貯められる!
楽天バーチャルプリペイドカードは楽天カードの派生カードになります。ということで、利用金額に応じて楽天ポイントが付与されるんですね。
他のプリペイドカードを見てみるとポイントを獲得できるものはそう多くはありません。これだけでも楽天バーチャルプリペイドカードを選ぶ理由になりそうです。
MasterCard加盟店で使える
ほとんどのバーチャルカードはVISAブランドとなっていますが、楽天バーチャルプリペイドカードに関してはMasterCardブランドになっているので覚えておきましょう。
と言ってもVISAが使えるをお店やサービスはMasterCardも使えることがほとんどなので不便は特に感じないと思います。念のため注意しておきましょう。
ニックネームももちろん使える
プリペイドカードの大きな強みのひとつである「ニックネーム」ですが、もちろん利用可能です。
クレジットカード番号の入力も不要ですし、本名でなく、ニックネームで決済できるのでより情報漏えい対策としてのセキュリティが強化されています。
またセキュリティの一環としてロック機能も搭載されており、残高があるけれど一時的に利用を停止しておきたい、といった場面でも安心です。
リアルタイムで発行できる!
楽天バーチャルプリペイドカードは楽天カード所有者であればリアルタイムで発行できます。
「楽天e-NAVI」から金額を設定して発行するだけ!チャージする金額は後日楽天カード利用分として引き落とされます。
金額は500円~3万円までの7段階になっていて、1日の購入上限は10万円まで。即日発行できるのは嬉しいですね。
無制限でカードが作れる
楽天バーチャルプリペイドカードは無制限でカードを作成できます。
また各カードごとに名前をつけることができるため「楽天市場用」「amazon用」「オンラインゲーム用」といった風に使い道に応じて所有することもできます。
もちろんそれぞれで利用明細をチェックできます。
有効期限に注意
非常に使い勝手が良く、安心感も強い楽天バーチャルプリペイドカードですが、有効期限が設定されているので注意しておきましょう。
購入月の1年後の月末までとなっています。もし有効期限が過ぎてしまったら、残高があっても消滅するのでそれまでに使い切りたいところです。
V-プリカのようにカードに追加でチャージすることができないので、端数が出てしまった場合は上手くやりくりしなくてはなりません。
できるだけピッタリ支払えるようにするのが手間がかかりませんが、なかなかそうはいかないですよね。そういった場合はamazonギフト券に交換するのが賢いかもしれません。
1円単位で設定できるので、中途半端な端数が出てしまっても対応できます。覚えておきたいテクニックですね。
まとめ
ということで今回は楽天バーチャルプリペイドカードについて紹介してきました。特徴などを求めると次のようになります。
- 楽天カード保有者が作れる
- 実物のカードは存在しないバーチャルカード
- 購入手数料、維持費ともに不要(コストは一切かからない)
- オンライン決済専用なのでセキュリティーが高い
- 楽天スーパーポイントが貯まる
- カードを無制限で複数所持できる
- 決済システムはMasterCard
- ニックネームでの登録が可能
- リアルタイム発行
- 有効期限は1年
やはり魅力的なのはコストがかからないことではないでしょうか。
どうしても購入手数料や維持費がかかってくることが多いプリペイドカードなのでこの点だけでも選ぶ価値がありそうです。