クレジットカードの審査の悩みに答えます

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夫(妻)がブラックでもクレジットカードを持つことはできる?

更新日:

150322

クレジットカードは何かと便利なものなのでひとつ作っておきたい!と思ったところ、夫(妻)が「実はクレジットブラックなんだ」と打ち明けてきたらどう感じるでしょうか。多くの方は「夫(妻)がブラックだったらきっと私もクレジットカードを作ることはできないだろうな」と考えるかもしれません。

しかし、意外に思われる方もいるかもしれませんが、夫(妻)がクレジットブラックだからといって申し込み者自身のクレジットカード申請が拒否されることは基本的にはありません。

つまり、夫(妻)がブラックでも問題なくクレジットカードを持つことができます。一体どうして配偶者がブラックでも問題なくクレジットカードを作成することができるのでしょうか。

クレジットカードの審査について

クレジットカードの審査では必ず申し込み者の信用情報を確認します。これは信用情報機関と呼ばれる公的な機関に記録が記載されており、消費者金融はもちろん、個人でも確認することができます。クレジットカードの審査ではあくまでも申し込み者の信用情報しか確認しません。そのように決められているためです。

もし仮に信用情報機関に問い合わせて夫(妻)がブラックリストに記載されていたとしても影響はありませんし、あってはなりません。

そもそもブラックとは?

夫(妻)がブラックリストに載っている状態、というのはどういうことなのかについても合わせて確認しておきましょう。ブラック扱いになるには金融事故が起こっていることが前提となります。

例えば、クレジットカードでは決められた金額を返済していかなくてはなりませんが、期日までに返済されていなかった、延滞を何度も繰り返す、といった場合は間違いなく信用情報機関にブラックの記録が残ります。また、返済が難しくなってしまったため任意整理や自己破産といった債務整理を行った場合もブラックリストとして掲載されることとなります。

夫(妻)がブラックのときの注意点

消費者金融のクレジットカードの審査では夫(妻)がブラックかどうか、については特に問題視されていません。あくまでも申し込み者の返済能力や信用情報だけをピックアップして審査しています。

ただし例外もいくつかあります。例えば、保証人が必要となるクレジットカードを利用する場合です。多くの方はクレジットカードの保証人に夫(妻)を設定するかと思いますが、その場合だと保証人の信用情報も確認されます。

ここでブラックだということが発覚すると「保証人が信用できないのでお断り」という事態にもなりかねません。ですので、もしも保証人・連帯保証人が必要なクレジットカードやカードローンを利用する際にはブラックの夫(妻)ではなく他の人に頼むほうが無難です。

また銀行のローンについては審査がクレジットカードの比ではないほど厳しくなっています。ですので、夫(妻)のブラックが影響する可能性が出てくるとも言われています。もしも銀行のローンや信金のローンに申し込むときは断られる可能性があることも覚悟しておきましょう。

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