テレビのコマーシャルでも頻繁に流されているように、消費者金融は今や私たちの生活に身近な存在になっています。若い人を中心に、給料日前でピンチなどの時には消費者金融で借り入れをしているという人も少なくありません。
消費者金融を利用するときには、まず審査を受けないといけません。
過去に金融トラブルを起こしたことはないか、返済するだけの収入能力があるかなどが審査されます。自分には思い当たる節がないのに、なぜか審査に落ちてしまうという人もいます。
目次(もくじ)
携帯料金、きちんと支払っていますか?
自分では思い当たる節が全くない人に、上の質問をしてみるとハッと気づくという事例は結構多いです。最近ではスマホなどを分割払いで購入している人も多くみられます。
ところが分割払いの期日を忘れてしまって、延滞をしている人も少なくありません。
別に電話を止められたわけでもないし、後日支払いはしているので大した問題ではないと思っている人も多いようです。
しかし皆さんが分割払いの延滞をしたという事実は、個人信用情報機関でしっかりと登録されていることを理解しておかないといけません。
個人信用情報には、直近の24か月の支払い状況がきちんと記録されています。ちなみに主要な携帯キャリアは、個人信用情報機関に加盟しているので延滞情報も報告しています。
もし支払い状況の中にAマークがついていると期日を過ぎて料金を支払った、すなわち延滞したということになります。この延滞情報は、5年間登録され続けます。
消費者金融は審査をするにあたって、必ず個人信用情報を参照ししている
もし申し込みをした人間にAマークがついていれば、どのように考えるでしょうか?決められた期日までに支払いのできない人なわけですから、その人にお金を貸そうと思うでしょうか?
誰でも決めた約束を守らない、お金にルーズな人にお金を貸そうとは思いませんよね。みすみすお金をどぶに捨てているのと同じようなものだからです。
ですから、携帯電話の分割払いで延滞したことのある人には、消費者金融は融資をしないわけです。この事情を理解していない人は多いので、特に注意が必要です。
消費者金融は丸裸にする
クレジットカードやローンを利用する際には、審査が行われます。個人信用情報の照会のほかにも、年齢や職業について、年収、住んでいる住宅に関して、電話、家族構成などをチェックします。
そして融資をしても十分な信用力を有しているかどうかをチェックします。
消費者金融では、さらに突っ込んだところまで調査する傾向が見られます。具体的には、食費や家賃、外食をする頻度、趣味、娯楽にどのくらいのお金を使うかといったところまで調査をします。
消費者金融でお金を借りるためには、自分の私生活をすべてさらけ出すくらいの覚悟が必要だといわれます。
実際に「なぜこんな細かな所まで聞くのか?」という感想を持ったという消費者金融の体験談もしばしば見かけます。
消費者金融のマニュアルの中には、一般からすれば信じられないような問答集もあるといいます。たとえば外食について尋ねて相手が「回転寿司を食べる」と答えたとします。
そうすると、「もっともよく食べるネタは何ですか?」と質問しろと書かれているというのです。
消費者金融は原則として、無担保・保証人なしで融資しているため
消費者金融は本当にその人の信用力だけを頼りにしてお金を貸し出しているのです。
このため、根掘り葉掘りお金の使い道などを聞いて、債権を回収できるという確信を持たないと融資してくれないのです。
消費者金融からお金を借りることに関して軽く考えているのであれば、その考え方は改めるべきです。