クレジットカードを作るときに、個人信用情報にブラックリストとして登録されていると審査拒否される可能性が高まります。
「前にカードの支払いをしてなかったことがあるけれども、ブラックリストに載っていないか?」
「今の自分はブラックなのか知りたい」
などと不安に感じている人はいませんか?
そのような人は、個人信用情報を確認してからカード会社に申し込みをするといいです。
個人信用情報機関に開示請求手続きをすれば、自分の信用情報を確認できます。
ここではクレジットカード会社が加盟しているCICという個人信用情報機関に対する開示請求手続きについてみていきます。
開示請求する方法は3種類
信用情報機関に開示請求する方法は以下の3種類あります。
- インターネットで請求する方法
- 郵送で請求する方法
- 窓口で請求する方法
それぞれの開示請求する方法と準備するものについて具体的に見ていきましょう。
インターネット(PC・スマホ)による開示請求
CICではインターネットを使って信用情報の開示請求ができます。
パソコンだけでなく、スマホ(携帯電話)を使っても請求手続きができるので気軽にお願いできるところが魅力です。
しかも請求手続きが完了すれば、即時に画面上で自分の信用情報を確認できるスピーディさもあるのでおすすめの方法です。
サービスは毎日で土日や祝日関係なく受付を実施しています。
ただし24時間いつでもではなく、8時から21時にサービス利用時間が限定されているので注意してください。
以前はスマートフォンによる開示請求はできなかったのですが、現在はできるようになっています。
準備するもの・手数料
クレジットカードの契約で利用した発信番号のわかる電話も必要になるので手元に準備しておいてください。
個人信用情報の開示請求をするにあたって、手数料がかかります。
1000円で、クレジットカードによる一括払いで料金の負担をします。
PCで手続きする際の推奨環境
インターネットか維持をする場合には、いくつか準備しないといけないものがあります。
パソコンで手続きをする場合には、OSとブラウザの環境に制約があるので注意してください。OSはWindowsのVISTAや7、8、8.1が必要です。
ブラウザはInternet Explorerの7~11の環境が求められるので該当しているかどうか確認してください。
インターネットで開示請求する手順
インターネットで開示請求する手順は以下の4つの流れで行います。
1. 電話で受付番号を取得する
インターネットを使って手続きをする前に、受付番号が必要になります。
受付番号は、以下まで電話をして取得します。
営業時間:朝8時から夜9時まで
自動応答で受付番号が通達されるのでメモします。
クレジットカード会社などに申請している電話番号以外を使うと、開示手続きができなくなりますので注意しましょう。
- 初回開示の場合には1を、再開示の場合には2を押す
- 続いて利用規約に同意したことを意味する7を押す
- 手数料のクレジットカード払いが必要なので、有効期限を月と年の順番で押す
このように指示に従って手続きを進めると、6ケタの受付番号が通知されるのでメモしておいてください。
2. インターネットでの手続きに移行
そしてCICのホームページにアクセスして、インターネットでの手続きに移行します。
利用承諾ページが最初に出てきますので、承諾事項の中にある「承諾する」にチェックを入れて、「インターネット開示を行う」をクリックします。
そうすると情報入力画面に切り替わりますので、必要事項を入力してください。
クレジットカード情報を入力する欄がありますが、ここには受付番号で使用したものと同じカードの情報を入力してください。
3. 入力内容を確認後、手続完了
入力内容を確認して、確定ボタンを押すと申し込み手続きは完了します。
4. 開示報告書をダウンロードする
開示報告書のダウンロードボタンが現れるので、クリックすれば個人信用情報を閲覧できるようになります。
郵送による開示請求
郵送でも個人信用情報の開示請求手続きは行えます。申込書を作成して、CICに直接郵送します。CICで受付して書類に不備がないかどうかを確認したのち、10日程度で開示報告書が郵送で届きます。
パソコンを持っていない人で、近くにCICの窓口がないという人は郵送による開示請求を利用してみてください。
準備するもの・手数料
郵送による開示請求をする際には、本人確認書類を準備しないといけません。
本人確認書類は、2種類の書類を同封することになっています。
- 運転免許証
- パスポート
- 各種健康保険証・年金手帳
- 戸籍謄本もしくは抄本
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
- 各種障碍者手帳
- 運転経歴証明書
以下から一つを用意する
- 住民票
- 印鑑登録証明書
住民票と戸籍謄本もしくは抄本、印鑑登録証明書以外はコピーで構いません。
顔写真付きの本人確認書類を使用する場合には、顔写真が確認できるようにコピーを取って提出してください。
その他に開示請求するための手数料として1000円が必要になります。
1000円の支払い方法は、ゆうちょ銀行から発行される定額小為替証書を使います。定額小為替証書も郵送するときに同封して送付してください。
窓口での開示請求
CICでは
- 札幌
- 仙台
- 東京
- 名古屋
- 大阪
- 岡山
- 福岡
に窓口を設置しています。
この周辺で暮らしている人は、直接CICへ赴き開示請求手続きをとることも可能です。
窓口にはタッチパネルが設置されているので、こちらで請求手続きをして、その場で個人信用情報は交付されます。
窓口における開示請求手続きは、平日のみ対応しています。
しかも10時から12時までと13時から16時までの対応になっているのでスケジュールが空くかどうかをまずは確認してください。
郵送における開示請求の時に使われた本人確認書類が2種類必要なので、忘れずに持参してください。
準備するもの・手数料
窓口で開示請求をする場合、手数料は500円となります。支払い方法は現金のみなので、500円も準備して請求手続きを行ってください。
まとめ
個人信用情報の開示請求は
- インターネット
- 郵送
- 窓口
からできるので、都合に合わせて手続きできます。
自分の信用情報に傷がないのか、確認してみたい人はぜひ開示請求をしてみましょう。