クレジットカードの申し込みをしたところ、審査に落ちてしまった経験はありませんか?
その中でなぜ審査に落ちたのか、心当たりがないという人はいませんか?そのような人はおそらく、自分の個人信用情報をチェックしたことがないと思います。
自分の信用情報をチェック!
個人信用情報を事前にチェックできれば、事故情報や延滞情報も確認できます。
そうすれば、自分がクレジットカードの申し込みをした所でカードが発行されるかどうかを自分である程度つかめます。しかし個人信用情報は、そう簡単にみられるものではないと思っていませんか?
しかし実際には個人信用情報を見ることは簡単です。CICの場合、インターネットから必要な手続きをすれば、パソコンの画面を使って信用情報を閲覧できます。簡単にできることなので、確実にクレジットカードがほしいと思っているのであれば活用してみてください。
誤った情報が掲載されていることも?
全く身に覚えがないにもかかわらず、クレジットカードの審査に落ちてしまった人は一度個人信用情報を見るべきです。というのも、個人信用情報に誤った情報の登録されている可能性があるからです。
しばしば起きることではありませんが、実際に起きた事例もあります。
たとえば同姓同名の人が金融事故を起こしたとか延滞をしたときに、あなたの信用情報に登録されてしまうことがあります。
また全く関係のない人の情報が登録されてしまうことも、まれにあります。金融業者のシステムエラーによってこのようなミスが起こりうるのです。
ブラック入りしても本人に通知されない
ちなみに金融業者が、あなたのブラック情報や延滞情報を個人信用情報機関に登録しても、そのようなことはいちいち当人には報告しません。
このため個人信用情報に誤った情報が記録されてしまっても、閲覧でもしない限り確認のしようがないわけです。
間違い登録に関しては、その情報を見た当人からの連絡で発覚するケースがほとんどです。いちいち自分の登録した情報を何度も確認する金融業者はありません。しかも金業者のシステムも完ぺきではないので、間違い登録が起こりうるということは頭の中に入れておくべきです。
かつての借金をきちんと完済しているにもかかわらず、残債があることになっているという間違い情報が登録されているケースも見られます。
ですから審査に落とされて身に覚えのないのであれば、一度個人信用情報を取り寄せてみるべきです。
誤った情報でどんどん審査に落ちる
個人信用情報に書かれている情報に誤りがあると思って、カード会社は照会をしません。このため個人信用情報にブラック情報が書かれていれば、その情報を信じます。その結果、審査で落とされてしまいます。
おかしいなと思って、個人信用情報の閲覧をした所誤った情報が書かれていたとします。間違った情報を指摘すれば、そのブラック情報はもちろん消えます。これなら大丈夫と思って、先ほど審査に落ちたところに申し込みをします。ところがまた審査に落ちる可能性が高いのです。
なぜかというと、あなたがブラック情報を持っていることは申し込みをしたカード会社のデータベースに残されてしまうからです。このため、申し込みをしてスコアリングをするとそのデータが出てきてしまいます。
そうすると自動的にその時点で、審査で落とされてしまうわけです。最近のカード会社は、機械で行っているので間違った情報でも容赦なく落とします。
たとえばカード会社に対して、「あれは間違った情報だから考え直してくれ!」のようなクレームをつけたとします。
それでもおそらく相手にされません。このように誤った情報によって、自分が持てるクレジットカードの選択肢を減らしてしまうこともありうるのです。