クレジットカードを使ってショッピングをすれば、当然のことながらその代金を支払わないといけません。
カードごとに支払の期日が決まっていますので、その時までにはカード会社に入金をする必要があります。しかし中には、ついカードの代金支払いを忘れてしまいがちという人はいませんか?
たとえば、仕事が忙しくてコンビニなどに行って代金支払いのひまがない、忙しくてすっかり支払期日を忘れてしまった人はいませんか?また複数のクレジットカードを持っている人は、どのカードの支払期限が来ているのかがわからなくなるという話もしばしば耳にします。
毎月支払いが遅れてる人は細心の注意を払おう
クレジットカードは信用をもとにして、カードの発行を行っています。このため、カードの申し込みをした人に審査を実施し、本当に発行しても問題がないかどうかを確認しているわけです。
もしクレジットカードの支払が毎月遅れてしまっているのであれば、その事実で新しいカードを作れなくなるのではないかと不安に感じている人もいるはずです。
延滞の情報は登録される
期日通りにカード代金の支払いをしないと、カード会社から督促の案内書や電話がかかってきます。これはなぜかというとカード会社の中に独自のシステムがあって、延滞があった場合には自動的に延滞の情報が登録されるようになっているからです。
督促の案内が来たところでうっかりミスに気付き、慌てて代金の支払いをしたとします。延滞をしている間は、該当するクレジットカードは使用できなくなります。ただし支払を遅れて行えば、入金を確認した段階で再びそのクレジットカードでショッピングは可能です。
では代金の支払いを遅れて行えば、先ほどの社内システムにおける延滞登録も抹消されるかというとそうではありません。記録は信用情報として残り続けます。毎月延滞しているなど、あまりに延滞が多すぎると、たとえ遅れて代金を支払っていたとしてもほかのカードの審査をクリアできない可能性があります。
それどころか、お手持ちのクレジットカードの更新拒否に遭うとか、利用停止にまでいってしまう可能性もありますので注意してください。
ヒストリーを作り直して対応
では毎月延滞を続けている人が、新しくクレジットカードを持つためにはどうすればいいのでしょうか?
それには、カードを利用して代金を期日までに支払うことを繰り返すしか方法はありません。信用情報には、直近24か月間の利用履歴が記録されています。その中で期日までに支払いを済ませているのであれば$もしくは無印、延滞があった場合にはAという記号が記載されます。
このAがたくさんあると、カードの申し込みをしても審査をクリアするのが難しくなります。そこでカードの代金を期日までに支払って、$もしくは無印を増やすことが大事なのです。
24か月の情報しか信用情報には記載されないので、古くなった履歴はどんどん消されます。
もしある時から心を入れ替えて、カードの支払いを正しく行えば、過去のAはどんどんなくなって、代わりに$や無印でいっぱいになります。
そうすれば優良なカードユーザーであると、個人信用情報を紹介したカード会社は考えます。その結果、申し込みをすればクレジットカードが新たに発行される可能性が高まります。
まとめ
信用情報にAがいくつかあったとしても、それだけでカードの発行拒否に遭うことは少ないです。
しかもAの記録されている個所も審査の中では結構重要で、古ければ古いほどそれほど致命的なマイナスにはならないといわれています。
ですから、もし延滞が続いているのであれば心を入れ替えてカードの支払い期限をまじめに守るように意識してみることが大事です。