クレジットカードの審査の悩みに答えます

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もしかしてブラックかも?

ブラック人口400万人!?これって多すぎない?

更新日:

20150812
ブラックリストに載っている人は日本でどれくらいいるのでしょうか?

「ひょっとして私ってブラックなのかも?」
「ローンを組みたいけど私でも大丈夫?」
「クレジットカード審査に通らない…」

と不安を感じている人は少なからずいるはずです。
今回はデータを調査しながらブラック人口がどれくらいなのかを解明していこうと思います。

CICの統計データを調査

信用情報機関CICのホームページで統計データを見ることができます。

それによると、平成27年4月現在の総登録情報件数は6億3,918万件です。

そのうち、いわゆる金融業界でのブラック情報といわれている「異動情報」の件数は1,464万件です。

登録件数のうちの、およそ2.2%がブラックになっている割合になります。

つまり、お金を借りたりクレジットカードを作ったりした人の約2%がブラックになると考えられます。

ただし統計データには登録人数が記載されていないので、ブラックリスト入りしている人数はよくわかりません。ですが、いろいろなデータを照合して、およその数字は算出できるはずです。

・登録情報件数(平成27年5月時点)

登録情報件数 合計
総登録情報件数 64,056万件
総登録異動情報件数 1,468万件

*CICが保有する信用情報(クレジット情報)の総件数、うち総異動情報件数の合計

・照会件数(平成27年5月時点)

照会件数 合計
総照会件数 1,414万件

・加盟会員数(平成27年5月時点)

登録人数 登録件数
総登録情報 1,948万人

*加盟会員は、信販会社・百貨店・専門店会・流通系クレジット会社・銀行系クレジットカード会社・家電メーカー系クレジット会社・自動車メーカー系クレジット会社・リース会社・保険会社・保証会社・銀行・農協・労働金庫・消費者金融会社・携帯電話会社など)

・開示件数(平成27年5月時点)

開示件数 合計
開示受付数 14,797件
うち来社開示 4,670件
うち郵送開示 4,692件
うちインターネット開示 5,435件

・個人情報の取扱いに関する苦情(平成27年5月時点)

個人情報の取扱いに関する苦情 合計
受付数 0件
事務処理 0件
登録・照会基準 0件
システム障害等 0件
その他 0件

ブラック人口400万人超えか?

まず、クレジットカードですが、昨今のネットショッピング普及の影響によりカードの発行枚数は近年急上昇しているようで、日本国内の総クレジットカード枚数は3.4億枚だそうです。

そして、これがすべてクレジット系信用情報機関であるCICの件数に含まれているとして、約6.4億件のうちの半数近くがクレジットカードの登録情報ということになります。

日本のカード保有率は人口のおよそ64%、クレジットカードをもっている日本人は約8,300万人です。

このうちの2%が事故情報を残していると考えると、166万人のクレジットカード利用者がブラック入りしているということになります。

また、CICの登録情報のうちのもう半数はカード以外の借入・ローン等の信用情報で、ここにもクレジットカードとほぼ同数の事故情報があると考えると、やはり300万人以上のブラック人口が日本には存在することがわかります。

ちなみにJICCの統計データによると、こちらには「異動情報」の登録人数が記載されており、件数は665万件、人数は390万人だそうです。

とすると、やはり日本のブラック人口は300万人以上。もしかすると400万を超える人がブラック入りしているのかもしれません。

ブラック人口が増えている?

ちなみにここ最近のブラックリストの動向として、若い人たちによる携帯電話料金の不払いという事由が急増しているようです。

スマートフォンなど、いまの携帯電話は高機能であるかわりに高額です。

ですが、それを一括購入している人はめずらしく、たいていの人は月割で購入されているはずです。若い人たちに、この端末料金の割賦滞納でブラックリスト入りしているケースが増えてきているというのです。

ブラックになっていることに気がついていない人

「たいした金額じゃないから」と油断しているのでしょうが、自分がブラック入りしていることに気がついていないようです。

端末料金の割賦は基本料金とは違うので、携帯電話の月額料金の不払いは、ローンの滞納ということになってしまうことを知らないのでしょう。

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