ゴールドカードを所有するためにはそれ相応の審査をパスする、そして年会費1万円程度を払い続けられるだけの経済力が必要になります。
こういったハードルを越えてまでゴールドカードを持ち続けるメリットはあるのか、疑問に感じる方もいるでしょう。しかしそれでもゴールドカードを望む人はたくさんいますよね。
そこで今回は、ゴールドカードを使い倒すための活用術について考えていきたいと思います。
基本的にはゴールドカードのメリットや特典とすり合わせて考察していきます。
ステータス性
ゴールドカードを所持する最大のメリットとも言えるのは「ステータス性」ではないでしょうか。
一昔前まではある程度もお金持ちでないとゴールドカードを持つことが許されませんでした。今だってそうです。
しかしここ数年でゴールドカードのステータス性は若干下がってきているのかなという印象はあります。というのは、ゴールドカードの審査基準が引き下げられている傾向が強いからです。
しかしその一方で、カード会社が実施している「他人がゴールドカードを気にする割合」に関するアンケートでは8割以上の人がグレードを気にしていることが分かっています。
そうなると、またまたゴールドカードには十分なステータス性が備わっていると判断できそうですね。
空港ラウンジ利用サービス
ゴールドカードの特典の1つと言えば「空港ラウンジの利用権」ですよね。国内線や国際線の空港に用意されているラウンジを無料で利用できます。
ラウンジ内ではゆっくりと時間を過ごせるように配慮されていて、ネット環境、Wi-Fi環境、飲み物、軽食といったものが用意されています。
なおゴールドカードの場合は国内の空港ラウンジ利用サービスが用意されていることが多く、プラチナカード以上になると海外の空港ラウンジも利用できる「プライオリティパス」が付帯されていることが多いです。
付帯保険が強い
一般カードでもいくつかの付帯保険が用意されているのですが、ゴールドカードになると補償額が増えるだけでなく、補償範囲まで拡大する場合が多いです。
例えば旅行損害保険ではだいたい5000万円~1億円の補償が受けられることが多いです。もちろんショッピング保険もかなり充実しています。
さらにゴールドカードには独自の付帯保険が用意されていることも珍しくありません。
例えばJCBゴールドには「ゴルファー保険」「犯罪被害見舞金」「火災被害見舞金」といったユニークなものが付帯されています。
こういった付帯保険が充実しているため、より安心してカード生活が送れるのはゴールドカード以上のプレミアムカードならではの魅力ですよね。
デスクサービス
ゴールドカード以上になるとデスクサービス、コンシェルジュサービスが用意されていることがほとんどです。
具体的には24時間いつでも電話対応していて、ホテルやレストランなどの予約を代行してくれたり、デリバリーの注文をしてくれるところもあります。
このデスクサービスの効果を発揮するのは海外旅行に出かけた時でしょう。
個人名で高級レストランの予約を取るのが難しいことはしばしばあるので、それならゴールドカード特典としてデスクサービスから予約してしまうのが1番無難かつ確実です。
アップグレードサービス
ゴールドカードにもよりますが、一部のカードはアップグレードサービスに対応しているものもあります。
例えばをホテルの部屋を無料でアップグレードしてくれたり、航空券のアップグレードをしてくれたり…と言ったものです。
こちらも国内よりは海外で利用する機会の方が多いと思います。
ポイント還元率の優遇
一部のゴールドカードに限られますが、一般カードよりもポイント還元率がアップしているものもあります。
ですので普段の買い物でどんどんポイントを貯めたいなら、こういったゴールドカードを選ぶとより効率が良いですね。