クレジットカードの審査の悩みに答えます

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クレジットの磁気不良で読み取りできない…そんなことにならないための2つの対処策

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クレジットカードをショッピングの時に提示して、なかなか情報を端末が読み取ってくれない経験はありませんか?

磁気不良が起きる原因ですが、ICチップが汚れている、傷がついている、強い時期を受けたことによる破損などいろいろなことが考えられます。

目次(もくじ)

クレジットの磁気不良を防止する2つの方法

クレジットの磁気不良を起こさないようにするためには、簡単に言ってしまえばクレジットカードの磁気部分を何かで覆ってしまうのが良いわけです。

そのようなアイテムが現在で販売されているので、端末読み取りできない事態を回避するために活用しませんか?

磁気防止ケースの中に入れて管理する

バッグのマグネットとか携帯電話の近くにカードを入れていると、その磁気によってカードが破損してしまうことがあります

そこで事故防止ケースの中に入れて管理すれば、防磁素材が使われているので他の身の回りのものから発せられる磁気や電磁波からクレジットカードを守ることができます。

販売されている磁気防止ケースの中には、8枚くらいクレジットカードを収納できるようなものもあります。またベージュやキャメル、ワインローズといった感じでいくつかの種類を展開しているものもあり、自分の財布などともコーディネートしやすいです。

磁気シールドの活用

携帯電話やゲーム機などから発生する時期からクレジットカードを守るシールドカードになります。クレジットカードに磁気シールドを重ねるだけでも、磁気による破損を防げます

ちなみにクレジットカードの中には表裏両面に磁気ストライプの入っている種類もあります。

そのようなクレジットカードを使っているのであれば、磁気シールドでカードを挟み込むような形で財布の中に入れて管理することです。

クレジットカード以外でも社員証や駐輪場のカードなど、磁気ストライプのあしらっているものであれば何でも利用できます。

クレジットカードが読み込めなくなるのは磁気不良が原因

クレジットカードが読み込めなくなるのは磁気不良が原因なわけですが、その磁気不良を起こしやすくしてしまう原因について詳しくまとめてみました。

鞄や財布などにカードを入れっぱなしにした場合

クレジットカードを鞄の中や財布の中などに入れっぱなしにすると、磁気不良により読み込めなくなることがあります。さらに財布をお尻のポケットなどに入れていると、重さでカードが変形することで磁気不良を起こしやすくなるようです。

カードを水で濡らしてしまった場合

通常の使用でクレジットカードを水で濡らしても、多少であれば磁気的な問題は発生しません。ただし熱湯(54度以上のお湯)の場合には、カードの変形により磁気不良が発生することになります。

カードの使用頻度が多すぎる場合

クレジットカードは5年ごとの更新となっています。これはカードのセキュリティ対策と、老朽化による読み取り不能を防ぐことが目的です。通常の使用であれば5年以内にカードの磁気データがすり減ってしまうことはありませんが、カードの使用頻度が多すぎる場合には摩耗による磁気不良が発生することがあります。

磁気部分に傷を付けてしまった場合

クレジットカードの磁気部分を傷つけてしまうと読み取りに失敗したり、読み込みに時間がかかったりすることが多くなります。深い傷などにより磁気部分が読み取り不能になってしまった場合には、カードそのものを再発行してもらうことが必要です。

車の中に置きっぱなしにした場合

クレジットカードを車の中に置きっぱなしにすると、車内の熱が原因でカードが変形してしまう可能性があります。冬季であればあまり問題はないのですが、夏季の車内は日照により40度~50度以上になりますので、熱の集中によりカードが変形してしまうのです。変形してしまったクレジットカードはデータの読み取りが不能となり、利用することはできなくなります。これはETCカードなども同様ですので、くれぐれも注意をしてください。

カードの有効期限が近づいた場合

クレジットカードの更新期限は5年となっていますので、通常は有効期限内に磁気不良が発生することがないように作られているのですが、クレジットカードを使用する機会が多い人の場合にはカードの摩耗などにより、有効期限が近づくと磁気不良を起こしやすくなります。これはカードそのものの寿命ということになりますので、カードの更新を待つかあるいは再発行を申請しましょう。

強い衝撃を与えた場合

クレジットカードに強い衝撃を与えると、割れてしまうことや傷がつくことなどがあります。クレジットカードをポケットに入れたまま洗濯をしてしまった場合や、カードを落としたり踏みつけたりした場合、子供がいたずらをした場合などには衝撃により、磁気不良を起こすことがあるようです。ちなみにカードが割れてしまった場合には、セロファンテープや接着剤でくっつけてもカードを再利用することはできませんので、すぐにカード会社に届け出て再発行を申請してください。

指紋や汚れなどがクレジットカードの磁気部分に付着している場合

クレジットカードの磁気部分にはっきりと目で見てわかるほどの指紋や汚れなどが付着している場合には、読み取り不良の原因になりますのできれいにふき取ってください。

ただしふき取れないような汚れがびっしりとこびりついている場合や、深い傷や広い傷がついている場合などには回復は難しくなりますので、カードの再発行が必要になります。

強い磁気をクレジットカードに当ててしまった場合

  • クレジットカードを強い磁気を発生する家電や磁石などの近くに置いていた
  • クレジットカードをスマートフォンのケースに挟んでいた
  • クレジットカードが鞄の留め具や財布の金属部分などに長期間接触していた

洗濯機や電子レンジなどの家電製品は強い磁気を発生しますし、スマートフォンが着信した場合などにも同様に強い磁気が発生することになります。

さらに鞄の留め具に磁石が使われている場合には、留め具や金属部分なども磁気を帯びていることになります。上記のような強い磁気を発生するものの近くにクレジットカードを置いていると、クレジットカードの磁気部分に影響を及ぼすことによる読み取り不良が発生して、クレジットカードが利用できなくなってしまう場合があります。

ドライヤーなどの高温の熱風を当てた場合

クレジットカードを濡らしてしまったためドライヤーを当てて乾かしたり、ポケットにクレジットカードを入れたまま洗濯をして乾燥機で乾かした場合などには、熱によりクレジットカードが変形してしまうことがあります。クレジットカードはプラスチック製であるため、熱に対しては弱いという特徴があるのです。一般的なぬるま湯程度であれば特に問題はありませんが、50度以上の熱風や熱湯などはクレジットカードを変形させて読み取り不良を発生させる可能性が高くなります。

クレジットカードの磁気不良にはどのように対応すれば良いのでしょうか?

クレジットカードの再発行を申請しましょう!

磁気不良によりクレジットカードの読み取り不良が発生した場合には、再発行によりクレジットカードそのものを新しくするのが最善の対策だといえるでしょう。

磁気不良の程度によってはカードの再利用ができることもありますが、以下の4つの場合にはクレジットカードの再発行を申請することをおすすめします。

  • クレジットカードが熱で変形してしまった場合
  • クレジットカードが割れてしまった場合
  • クレジットカードが曲がってしまった場合
  • クレジットカードの有効期限が近づいてきた場合

クレジットカードが変形したり、割れたり、曲がったりした状態で無理にカードを使用すると、カードを読み取る機械が故障してしまう可能性がありますので、無理に使用せずに再発行の手続きを行うようにしてください。

クレジットカードは通常有効期限内であれば問題なく利用することができるのですが、カードを使用する機会が多い人の場合には摩耗により読み取り不良が発生することがありますので、更新による新しいカードの発行を待つか、あるいはカードの再発行を申請してください。

クレジットカードの再発行には1080円(一部540円)の再発行手数料が必要になります!

利用者の都合によりクレジットカードを再発行する場合には、再発行手数料の支払いが必要になります。例えばセゾンカード・UCカード・ジャックスカード・三井住友VISAカードでは、1080円の再発行手数料が請求されます。

また一部のクレジットカードの場合には、540円の再発行手数料が請求されることになります。

再発行ではクレジットカードの番号が変更される場合があります!

クレジットカードの再発行が行われた場合には、以前とは異なる別の番号で新しいカードが発行されることが多いようです。これはセキュリティ対策が主な目的であり、カードの更新により新しい番号に変更される場合などもあるようです。(一部のカード会社では従来の番号を継続して使用することができます。)クレジットカードを公共料金などの支払いに利用している場合には、登録するカード番号の変更手続きを行ってください。

ちなみにイオンカードの場合には、一部公共料金の支払先に関しては自動で変更手続きが行われるようです。

割れてしまったカードは再利用することはできません!

クレジットカードが割れてしまった場合には、接着剤やセロファンテープなどでくっつけても再利用することはできません。

破損したカードを無理に利用するとカード読み取り機の故障の原因になりますので、カードが割れてしまった場合には再発行を申請してください。カード読み取り機が破損してしまった場合には、機械の弁償を請求されるかもしれません。

車の中に置きっぱなしにしないでください!

ETC一体型のクレジットカードを利用している人の中には、カードをETC車載器に挿したままにしている人が多いようですが、カードは車の中に置きっぱなしにせずに車を降りる時には必ず抜き取るようにしてください。

毎回カードを抜き取るのは面倒に感じるかもしれませんが、特に夏の車内にカードを置きっぱなしにすると熱によるカードの変形や破損の原因になりますので、カードは夏場だけでも毎回抜き取って管理するようにしましょう。

財布の中に入れっぱなしにしないでください!

クレジットカードは普段財布の中に入れて、管理しているという人が多いのではないでしょうか。

財布の取り扱いが丁寧な人であれば特に問題ないのですが、小さな財布の中に様々なカードをぎゅうぎゅうに詰め込んだり、あるいは財布をお尻のポケットに入れたままで椅子に座ったりすると、磁気不良の発生やカードの破損などの可能性があります。

クレジットカードを財布の中に入れっぱなしにするのではなく、時々は財布から取り出して整理整頓をしたり、財布そのものを丁寧に取り扱うことなどを心がけてください

スマートフォンとクレジットカードを近づけないようにしましょう!

近年では様々なスマートフォンケースが市販されていますので、スマートフォンケースを購入してクレジットカードをポケットに収納している人などがいるかもしれません。

ただしスマートフォンとクレジットカードを近づけると磁気によりクレジットカードの読み取り不良を起こす可能性がありますので、スマートフォンとクレジットカードは近づけずに別々に管理するようにしましょう。

スマートフォン以外には一般の携帯電話や、洗濯機や電子レンジなどの家電製品も強い時期を発生させますので、クレジットカードを近づけないように注意をしてください。

別のカードと重ねて保管しないようにしましょう!

クレジットカードにはそれぞれ磁気情報が記録されていますので、複数のカードを重ねて保管するとそれぞれが発する時期の影響により、読み取り不良を起こしてしまう可能性があります。

クレジットカード以外には銀行のキャッシュカードなどにも磁気情報が記録されていますので、カードは1枚ずつ個別に管理するようにしましょう。

クレジットカードは複数を利用することをおすすめします!

1枚のクレジットカードだけを利用している場合には、複数のクレジットカードを利用するよりも読み取り不良を起こしやすくなります。

これはカードを利用する機会が多ければ多いほど、摩耗による磁気不良は発生しやすいことが原因です。

2~3枚のクレジットカードを保有してそれぞれのカードを使い回すようにすれば、摩耗による読み取り不良の発生を抑えることができます。

クレジットカードの汚れはキレイにふき取るようにしましょう!

クレジットカードの磁気部分が汚れていると読み取り不良の原因になりますので、汚れはキレイにふき取るようにしましょう。

一見して汚れていないようでも見えない汚れが溜まっている場合がありますので、磁気部分を定期的にふき取とることが効果的になります。

クレジットカードの汚れをふき取るためには、以下のようなものを活用してみてください。

  • ウエットティッシュ
  • エタノール
  • 眼鏡ふき

クレジットカードの磁気部分にセロファンテープを貼ってみましょう!

クレジットカードの読み取り不良の対策としては、磁気部分にセロファンテープを貼ってみるという方法があります。

これはセロファンテープを貼ることで機械で読み取る際のノイズが減少して、ICチップ部分にスペースができて磁気を感知しやすくなることが理由となっています。

ただしこの方法はクレジットカードにのみ有効であり、銀行のキャッシュカードやカードローンのカードなどに行うとカードが使用不能になってしまう可能性がありますので、くれぐれも注意が必要です。

クレジットカードそのものが使えない場合などがあります!

一部にはクレジットカードの読み取り不良ではなく、クレジットカードそのものが使えない場合などがあるようです。

例えばすでに利用限度額いっぱいまで利用している場合にはクレジットカードそのものが使えなくなりますし、また支払いを延滞してしまうとカードの利用停止処分が行われる場合などがあります。

クレジットカードを濡らしてしまった場合には自然乾燥させてください!

不注意でクレジットカードを濡らしてしまった場合には、乾いた布で水分を拭きとって自然乾燥させてください。ドライヤーの熱風を当てて乾かそうとすると、熱による読み取り不良が発生する可能性があります。

クレジットカードはプラスチックでできていますので、50度以上の熱風や熱湯などはカードの変形や破損の原因になってしまうのです。

すでに磁気不良が起きている場合には?

磁気不良が起きていて、クレジットカードのデータを端末がなかなか読み取ってくれないという人もいるでしょう。もはやカードを交換するしかないかと思っている人もいるでしょうが、復活させる方法はいくつかあります。

布で拭いてみる

クレジットカード全体を布を使ってきれいにふき取ってみましょう。磁気不良の原因として、クレジットカードの表面にさまざまな汚れの付着していることが考えられるからです。特にICチップの周辺を重点的にふき取ってみることが重要なポイントです。

磁気ストライプやICチップの上にセロハンテープを貼り付けてみる

自分でできるクレジットカードの磁気不良からの復活方法として、セロハンテープを磁気ストライプやICチップの上に貼り付けると復活することがあります。

磁気不良を起こす要因の一つに、いわゆるノイズが起きていることも考えられます。

ICチップや磁気ストライプのところにセロハンテープを貼り付けると、読み取りヘッドとの間に一定のスペースが生まれます。するとノイズを低減させ、結果的にカードの磁気情報が判別しやすくなることもあります。

いずれの方法でもクレジットカードが復活しないようであれば、磁気ストライプやICチップに何らかの破損が考えられます。

そうなると自力で復活させる方法はありません。

クレジットカード会社に連絡して、カードの再発行手続きをすると新しいカードが届きます

カード会社によって若干の違いがありますが、1~3週間程度で届くはずですので、いろいろとやってみたけれどもダメだった場合にはカード会社に問い合わせることです。

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