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クレジットカードが不正利用!それでもカード会社から補償されなかった事例はある

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最近ではクレジットカードを使った不正行為もいろいろと起きていて、実害をこうむる人も出てきています。もしクレジットカードが不正利用されて不当に金額の請求があった場合、補償の対象になります。クレジットカードが不正利用された場合、まずはカード会社に連絡をすることです。

クレジットカードには保険が付帯しますので、盗難や紛失により第三者にカードを不正に利用されてしまった場合には、規約により損害金額の補償を受けることができます。

クレジットカードが不正に利用されてしまった場合には、カード会社による調査が行われます。

不正利用されれば補償の対象に

不正な利用が疑われる請求については、カード会社によっては調査が完了するまで支払いを停止してもらえる場合などもあるようです。

調査に時間がかかりそうな場合には一度カード名義人に対する請求が行われ、その後不正な利用が判明した場合には保険による保証額がカード名義人に返金されることになります。

調査の結果不正な利用であることが判明した場合には保険により損害金額の補償が受けられるのですが、クレジットカードの名義人に落ち度があると判断された場合には、保険による補償が受けられないことがあるようです。

具体的には以下のような場合にはカード名義人に過失があると判断され、不正利用に対する補償が受けられなくなります。

不正利用の連絡を受けたカード会社では本当に不正利用があったのかどうか、調査を実施します。しかし本人に重大な過失があったなどの理由で、補償が受けられないケースもあります

いろいろと補償の受けられない事例がありますが、主に以下の4つが考えられます。

  1. 暗証番号が漏えいして使われてしまった場合
  2. 不注意によるスキミングで不正なカードを作られてしまった場合
  3. カード裏面の本人による署名がなかった場合
  4. 盗難や紛失などの届け出が遅れた場合

それぞれの場合について、さらに詳しく確認してみましょう。

暗証番号が漏えいしてしまった

クレジットカードで支払いをする時に、サインの代わりに暗証番号を使用するケースも増えています。もしこの暗証番号を使って不正利用されたのであれば、補償の対象外と判断される可能性があります

暗証番号は自分できちんと管理できていれば、他人に知られることのない番号だからです。それがもしわかってしまったのであれば、誕生日や電話番号などの他人でも簡単に推測できるような暗証番号にしていたからと考えられます。

そのようなずさんな暗証番号管理をしている方にも過失があると判断されかねません。

署名のないクレジットカード

クレジットカードが新規に届いた場合、裏面に署名欄がありますからそこに自分のサインを記入することです。ところがうっかり忘れて、署名欄が白紙のままでカードを使っている人も多く見られます。もし本人署名欄にサインのないクレジットカードを利用して、不正利用されたとしても補償の対象外になる可能性は高いです。

カードに署名欄がついているのは、その人の筆跡を残すためです。他人が利用すれば、筆跡が違ってくるはずですからそこで不正利用を防ぐこともできます。ところがその署名欄に何も書かれていないようであれば、不正利用を助長したと言われても仕方のないことです。

不注意によるスキミング

スキミングというのはカード番号を盗む手口の一種であり、磁気ストライプに記録された利用者に関する情報を抜き出して本来のカードと全く同じ情報を持つ不正なカード(クローンカード)を作成し、これを犯罪などに不正に利用することになります。

不注意によるスキミングで不正なカードを作られてしまった場合には、カード名義人にも過失があると判断されて保険による補償が受けられないことがあります。

クレジットカードをジム・スポーツクラブ・スパなどのロッカーに入れているとスキミングの被害を受ける可能性が高くなりますので、クレジットカードは常に身につけて携帯するか、あるいは自宅などに保管をして不用意に持ち歩かないようにしましょう。

盗難や紛失などの届け出が遅れた場合

クレジットカードが盗難の被害にあったり、あるいは紛失してしまった場合などには、すぐにカード会社に連絡をして盗難や紛失を届け出てください。

盗難や紛失の届け出が遅れた場合には、カード名義人に過失があると判断されて保険による補償が受けられないことがあります。

クレジットカードが盗難や紛失により不正に利用されてしまった場合には、届け出から遡って60日前までの期間については補償を受けることができます。

ただしそれ以前の期間については補償の対象外になりますので、盗難や紛失などの届け出が遅れてしまうと補償が受けられないかもしれません。

また届け出の直前に本人がカードを利用していた場合などには、本人による利用と不正な利用を判別することが難しくなりますので、調査には時間がかかることになります。

お客様控えなどはすぐに捨ててしまわずに、いざという場合に備えて一定期間保管しておくようにしてください。

インターネットショッピングに注意

最近ではいろいろなサイトでショッピングできます。ネットショッピングは24時間好きな時に注文できるので、仕事や子育ての関係から店舗を訪れるのが難しい人の間で好評です。

しかしネットショッピングで不正利用された場合、補償の対象外としているカード会社も多いので注意が必要です。

なぜネットショッピングの不正利用を対象外としているかですが、不正利用かそうでないかを判断するのが難しいからです。またネットショッピングの場合、カード番号や有効期限などだけ入力すれば取引できるので、認証が甘すぎます。

手軽にクレジットカードを利用することができるインターネットショッピングについては、保険による補償の対象外としているカード会社などもあるようです。

クレジットカードをインターネットショッピングに活用したい人は、不正利用に対する保険による補償が適用されるかどうかを、事前にしっかりと確認するようにしましょう。

ネットショッピングまでを保証の対象には含められないと考えるカード会社もあります。もしネットショッピングするためにクレジットカードを作ろうと思っているのであれば、オンラインショッピングに関する補償が利用規約に書かれているものをチョイスすると良いでしょう。

手軽にクレジットカードを利用することができるインターネットショッピングについては、保険による補償の対象外としているカード会社などもあるようです。

クレジットカードをインターネットショッピングに活用したい人は、不正利用に対する保険による補償が適用されるかどうかを、事前にしっかりと確認するようにしましょう。

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