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母子家庭でもクレジットカードを作れる?家庭環境はそこまで審査に影響しない

更新日:

20150911

母子家庭だとクレジットカードの審査に通りづらい、何かとお金が必要になることが多い、生活全般で不安に感じることが多々ある…。そんな意見をよく耳にします。

よく言われている「母子家庭だとクレジットカードの審査に通りにくい」というのは事実なのか、というと決してそのようなことはありません。

今回は母子家庭の方はクレジットカード審査に影響するのかを検証していきたいと思います。

結論。家庭環境に審査は影響しない

確かに一昔前までは多少影響はあったかもしれませんが、現在はあまり家庭環境などは審査に大きく影響することはありません。

母子家庭だとしても、継続的・安定した収入を得られていることがアピールできればカードの審査をパスすることができます。

もちろん母子家庭だけでなく父子家庭でも同じことが言えます。

母子家庭だと働き手がひとりしかいないからその点がマイナスに働いてしまうのでは?と思う方もいるかもしれませんが、一人暮らしの方も普通にクレジットカードを使用していますよね。

そう考えると特に影響がないことは理解できるのではないでしょうか。

中には母子家庭=世帯収入が低い=貧乏という悪いイメージを持っている人たちもいるようですが、女性の管理職やキャリアウーマンが増えている現代の日本ではナンセンスな考え方ですね。

むしろ経済的な事実があるからこそ母子家庭として生活水準を維持している、とも言えます。

しかし一方で、仕事と育児の両立が難しく、時間効率が良い水商売で働いている方もたくさんいますよね。

もしかするとそれが原因で審査に通りづらいことは考えられます。

というのも、水商売というのは「安定した収入を得続けるのが難しい」と位置付けられている職業ですので、クレジットカード、キャッシングの審査ではプラスになるとは言いがたいです。

母子家庭にオススメのクレジットカード

それでは母子家庭でも比較的審査に通りやすいと言われている、使いやすいクレジットカードをいくつか紹介していきます。

もちろんここで紹介する以外の、一般的なクレジットカードでもOKですが、嬉しい特典などがついているのでぜひチェックしてみてください。

【セゾンカードインターナショナル】

年会費 特典
無料 最短で即日発行に対応できる。また有効期限がない永久不滅ポイントがあるのも嬉しいところ。また提携店舗で利用すると割引が受けられることもある。

【三井住友VISAアミティエカード】

年会費 特典
750円(web明細サービス利用の割引で) 写真入ICクレジットカードの導入によりセキュリティーが強化されているので安心して使える。また電子マネーのiDやWAON、pitapaも利用可能。一部の食品売り場ではサイン不要で手軽に使いやすい。

【JCBエイトカード】

年会費 特典
永久無料 リボ払いタイプのクレジットカード。クイックペイなどの電子マネーが利用できる。さらに初回は手数料無料でショッピングリードが利用可能。

これらに共通している点として、女性が気軽に申込みやすいクレジットカードであること、そして発行されるまでの期間が短いこと、さらに手間を掛けずにスピーディーな支払いができることなどが挙げられます。

何かと利用する機会も多いクレジットカードですが、上手に活用することでポイントを獲得して家計の節約に繋げられますし、web明細を上手に活用することで家計簿が付けやすくなるのもメリットです。

母子家庭で審査に落ちてしまったら

ここまでで紹介した通り、母子家庭が原因で審査に落ちる、ということは基本的にありません。

もしも審査に落ちてしまったのなら、他の何かが原因となっている可能性の方が圧倒的に高いです。

良くあるケースとしては以下のようなものが挙げられます。

審査基準を満たしていない(年収が低すぎる、安定した収入が得られない職種についているなど)

現在進行形の他社借入状況が多い

クレジットヒストリーの履歴が悪い(滞納履歴や多重債務など)、あるいは全く履歴を持っていない(カードを作ったことがないなど)

これらはいずれも「母子家庭だから」という原因にはならないですよね。一般の家庭の人たちでも十分起こりうることです。

ですので、もしも審査に落ちてしまった人はまずはこれらのポイントから見直してみることをオススメします。

もしもカードの審査に通らない、発行してもらえない…というときはクレジットカードにこだわるのではなく、デビットカードも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

デビットカードはクレジットカードとは違ってすぐに口座から現金が引き落とされるタイプになります。基本的に審査は不要となっているので母子家庭の方たちでも気軽に申し込めるのではないでしょうか。

もちろん、比較的誰でも審査をパスできるクレジットカードから使い始めて、ある程度クレジットヒストリーを築きあげていくことで今までは審査に通らなかったようなカードが発行できるようになることもあります。

母子家庭で育った大学生でもクレジットカードは作れる?

母親に負担を掛けたくないから、自分で学生カードやクレジットカードなどを使って生計を立てていきたい…!という学生も多いです。

そこで母子家庭で育った大学生でもクレジットカードの申込みや審査などは受けられるのか考えてみたいと思います。

まず、クレジットカード会社から見た大学生についてですが、こちらは「社会人になってから優良顧客になる可能性が高い」と捉えられることが多いです。

つまり、将来的にクレジットカードを使ってくれる人材として「先行投資」的な意味合いでカードを発行しているところも少なからず存在しています。

しかしここでネックになってくるのが「保護者の同意が必要」だということ。つまり母子家庭なら母親に同意書を書いてもらう必要が出てくるわけです。

クレジットカードは保証人や担保は必要ないのですが、学生の場合だと保護者が保証人となるケースもあります。

当然、同意書を書いた保護者の情報についてもクレジットカード会社は必ずチェックしてくるので、ここで「この過程で母子家庭なんだ」と判断されて審査に通らなくなってしまうケースも全くないとは言い切れません。

一概には言えませんが、全体的な傾向としては母子家庭の学生ほど奨学金などでやりくりしていることが多い、いわゆる「苦学生」なケースが多いです。

と言っても、母親が安定した収入を得られているのなら、特にそれが理由で審査が通らないことはありません。もし、母子家庭の学生がカードの審査を受けたけれどなかなか通らない!というときは次のようなポイントを意識してみましょう。

バイトして自身で収入を得る

学生本人に安定した収入があれば保護者の同意がなくても審査が受けられるカードもあります。そのためにはアルバイトなどが必要になってきます。

勤続年数が重要となってくるので、少なくとも半年、できれば1年くらい働き続けている状態で申込みした方がよいでしょう。

成績優秀な人を優遇するカードを選ぶ

クレジットカードにも実にユニークなものがたくさんあって、学生向けのカードだと「成績優秀者を優遇している」ものもあります。

学校での成績が良いなら、それを理由にカード審査をより有利に進められる可能性があります。

まとめ

このように、母子家庭であることが何らかの影響を与えることはありますが、基本的には安定した収入があれば特に問題無くカードの審査が受けられることが分かったと思います。

母子家庭だから収入が少なくて…という場合は母子家庭でなくてもカード審査は通りません。ですので、たとえ時給が低くても、安定した収入が得られるバイトやパートを始めるだけで随分と審査の通りやすさが違ってきます。

またここで紹介したような女性にとって使いやすい、メリットの大きいクレジットカードを選ぶのもポイントになってくるはずです。女性専用クレジットカードなどもありますので、それらから先に利用を検討してみるのが良いかもしれませんね。

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