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ANAアメックスの審査は甘いという都市伝説に迫る

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インターネットは自宅にパソコンがあれば、24時間すぐにほしい情報を集められます。

このため、情報収集するときにとりあえずインターネットを使って下調べをしている人も多いのではありませんか?しかしインターネットにはもちろん真実の情報も書かれている半面、信ぴょう性の疑わしい情報も含まれています。あまりインターネットの情報をうのみにするのも考え物です。

クレジットカードの世界も、インターネットで虚実さまざまな情報が紹介されています。その中でも注目されているのが、ANAアメックスの審査は甘いというものです。実際債務整理をして5年ブラック情報が個人信用情報に載っていた人の中には、「ANAアメックスからやり直す」方法が常識のように広がっています。

ANAアメックスが甘いのは本当?

インターネットを見てみると、確かにANAアメックスの審査は甘いと書かれているサイトは多いです。しかし結論から先に言いますが、ANAアメックスの審査は決して甘くはありません。ほかのクレジットカードの審査と同じくらいのレベルの審査が実施されていると思っておくべきです。

まず個人信用情報機関に照会するのが、基本的なカード会社の審査のやり方です。個人信用情報機関は、カード会社系のCICと消費者金融系のJICC、銀行系の全銀協の3種類があります。

アメックスでは、この3つの信用情報機関いずれにも照会しています。

アメックスの信用情報のチェックの仕方

個人信用情報には、延滞が続いたとか債務整理をしたなどの情報はブラック情報として登録されてしまいます。このブラック情報は、CICやJICCでは5年間はその情報が載り続けます。全銀協に至っては、10年間乗り続けるのでアメックスでは過去10年間のブラック情報を確認できるわけです。

このようにアメックスは、しっかりと個人信用情報を確認してカードの発行をするかどうかの判断をします。もちろん、ブラック情報が掲載されていれば、カード発行される可能性は限りなくゼロに近いと思っておくべきです。

なぜ審査が甘いという情報が出たのか?

インターネットで調べてもらえるとわかりますが、ANAアメックスの審査は甘いと書かれているサイトはかなりあります。ではなぜANAアメックスの審査が甘いという情報が、ここまで広く流れているのでしょうか?

それはアメックスの審査が、ほかの一般的な国内カード会社の審査と異なる所が原因といわれています。

アメックスでは、個人信用情報機関以外でも審査を行います。独特のスコアリングシステムを持っていて、属性が良ければ債務整理完了の人であってもカードの発行をする可能性もあります。

つまりブラック情報が載っていても国内企業のように100%無理ではなく、カード発行される可能性もあるわけです。この情報が歪曲されてしまって、ブラックでもOKとか審査の甘いクレジットカードという情報になったと考えられます。

国内のカード会社は、個人信用情報を重視する傾向があります。ところがアメックスのような外資系のクレジットカードの場合、現在の属性がどうなのかを重視する傾向があります。

このように審査基準では確かに違いはあります。

まとめ

ただし個人信用情報にブラック情報があっても、属性が良ければ「例外的に」カードを発行するわけです。ブラック情報があれば、だれでも発行するわけではないので勘違いしないでください。また属性の条件も決してゆるいものではありません。

ですからブラック情報が喪明けしたら、安易にANAアメックスに申し込みをしないことです。ANAアメックスは決して審査が甘いわけではないことを頭に入れてください。

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